熊本・玉名のカルチャー拠点『HIKE』がSHIPS 渋谷店で初のPOP-UP STOREを開催!地域に息づく手仕事と食の魅力を東京で紹介

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熊本・玉名のカルチャー拠点『HIKE』とは

『HIKE』は、元SHIPSのグラフィックデザイナーである佐藤充氏と、元ウィメンズバイヤーの福田陽子氏が熊本県玉名市で営むホステル&カフェ&ショップです。株式会社シップスを退職後、「ファッションや文化のルーツを探る旅」をテーマに世界各地を巡った二人は、各地で出会った“土地に根ざした文化”や“人が集う場所”の豊かさに感銘を受け、2020年に玉名市の古築ビルを改装し『HIKE』をオープンしました。「誰もが集い、“カタル”場所」をコンセプトに、地域の工芸や食、文化を二人の感性で編集・発信し、いまでは県内外から多くの人が訪れる熊本カルチャーの発信拠点として注目を集めています。

HIKEの建物

HIKEの店舗情報は以下の通りです。

地域に息づく手仕事の魅力

今回のPOP-UP STOREでは、『HIKE』が厳選した「土地に根ざした手仕事」が多数紹介されます。

小代焼(小代瑞穂窯 福田るい氏/熊本県荒尾市)

熊本の伝統工芸である「小代焼」は、今回のPOP-UP STOREの中心となる存在です。特に注目されるのは、小代焼の新たな魅力を発信し続ける「小代瑞穂窯」の福田るい氏の作品です。力強さの中に優しさを感じさせる器は、使う人の想像力をかき立てます。

小代焼の器

小代瑞穂窯は1973年に福田豊水氏が開窯した小代焼を代表する窯元のひとつで、2代目の福田るい氏は、小代焼の伝統を受け継ぎながらも現代の暮らしに寄り添う器を制作し、国内外で作品を発表しています。灰釉をベースにした小代焼ならではの釉薬には、藁や籾殻など自然素材が使用されており、力強さの中にやわらかさを感じさせる表情が魅力です。

小代瑞穂窯の制作風景

木の葉猿窯元(川俣早絵氏/熊本県玉東町)

約1300年の歴史を持つ熊本の郷土玩具「木の葉猿」も登場します。熊本県玉名郡玉東町・木葉山の麓で作られる猿を模した素焼きの土人形で、江戸時代には土産品として全国に広まりました。現在、その技術を受け継ぐ窯元は「木の葉猿窯元」一軒のみで、8代目の川俣早絵氏によって制作が続けられています。型を使わず、指先だけで成形する“手びねり”によって生まれる素朴で愛嬌のある表情が特徴で、厄除けや子孫繁栄の縁起物として親しまれています。

木の葉猿の置物

チャールズ・イームズとレイ・イームズ夫妻がコレクションしていたことでも知られ、カリフォルニアのイームズハウスにも飾られていました。

木の葉猿の絵付け

ヤマチク(熊本県南関町)

1963年創業のヤマチクは、熊本県南関町で半世紀以上にわたり“竹の箸”だけを作り続ける企業です。純国産の天然竹を使用し、竹の伐採から製造までを一貫して国内で行っています。軽くしなやかな使い心地と、竹ならではの口当たりの良さが特徴です。

ヤマチクの竹箸

生育が早く循環性に優れた竹は、持続可能な素材としても注目されており、ヤマチクは竹の価値を活かしたものづくりを続けています。

竹を運搬する男性

小代焼ふもと窯(井上尚之氏/熊本県荒尾市)

熊本県荒尾市に窯を構える小代焼ふもと窯は、地域の土や藁、木灰など自然素材を用いながら、小代焼の伝統を受け継ぐ民窯です。井上尚之氏は、英国由来の“スリップウェア”と日本各地に伝わる“ポン描き”を融合させた独自の器づくりを行っています。素朴さと力強さ、そして現代的な感覚を併せ持つ作品は、高い評価を得ています。

小代焼ふもと窯の照明

小代焼ふもと窯の制作風景

沐朴 買い物かご(伊藤日向子氏/福岡県八女市)

大分県出身の竹工芸作家・伊藤日向子氏による“沐朴(もくぼく)”は、「植物の美しさ、強さ、しなやかさを、人の暮らしへ受け渡す」という想いを込めて竹の生活道具を制作するブランドです。使用する真竹は、熊本県和水町で育ったものを自ら伐採し、一点一点丁寧に編み上げています。使い込むほどに飴色へと変化する竹かごは、日々の暮らしに寄り添い、長く愛用できる生活の定番品です。

沐朴の買い物かご

竹林での作業風景

よつめ染布舎(小野豊一氏/広島県)

染物工房「よつめ染布舎」を主宰する小野豊一氏は、型染や筒描といった日本の伝統的な染色技法を用いた作品を制作しています。今回は、玉名の風景や空気感をモチーフにした温泉タオルが展開されます。手仕事ならではの揺らぎや温かみを感じる図案が魅力です。

よつめ染布舎のタオル

染物作業の様子

日常の豊かさを提案する食のセレクト

手仕事の品々に加えて、日々の食卓を彩るアイテムも紹介されます。

SAVEUR洋菓子店の焼き菓子と小代焼のコラボレーション

お菓子研究家・福田里香氏が監修し、ファッションブランドYAECAが手がける田園調布の洋菓子店「SAVEUR(サブール)洋菓子店」の焼き菓子も登場します。特に、福田里香氏の実姉である小代瑞穂窯の福田るい氏の器と、「SAVEUR洋菓子店」の素朴な味わいの焼き菓子「トゥールビヨン」が組み合わされることで、暮らしの中にある静かな贅沢が提案されます。

小代焼の器とSAVEUR洋菓子店の焼き菓子

「トゥールビヨン」は、4種の薄焼きサブレと小さなカレンツのサブレを詰め合わせた一品で、良質なバターの豊かな風味と異なる食感が楽しめます。なお、購入は一人1点までです。

SAVEUR洋菓子店のトゥールビヨン

HIKEの皮ごとみかんジュース(熊本県玉名市)

『HIKE』オリジナルの「皮ごとみかんジュース」は、熊本県産の農薬・化学肥料不使用で育てられた自然栽培みかんを、名前の通り“皮ごと”丸ごと搾ったジュースです。栄養が豊富に含まれる皮まで安心して味わえるよう、素材選びにこだわっています。また、規格外などの理由で廃棄されてしまうみかんを活用しており、サステナブルな取り組みも特徴です。みかん本来の甘みとほのかな苦み、豊かな香りを楽しめる、子どもから大人まで安心できる味わいです。こちらも購入は一人1点までです。

HIKEの皮ごとみかんジュース

みかんの収穫風景

POP-UP STORE概要

  • 会期: 2026年6月5日(金)~6月14日(日)

  • 場所: SHIPS 渋谷店

  • 住所: 〒150-0041 東京都渋谷区神南1丁目18−1 神南一丁目ビル

  • 営業時間: 11時~20時

POP-UP STOREの詳細については、以下のSHIPS公式サイトをご確認ください。
https://www.shipsltd.co.jp/news/detail.aspx?news=shop260529

この機会に、SHIPS 渋谷店で熊本をはじめとする地域に息づく手仕事や風景、そこにある暮らしの魅力をぜひ体験してみてはいかがでしょうか。

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