2026年食のトレンド予測:中食の餃子・焼売市場を牽引する「幸腹感」と「進化系商品」の鍵

グルメ

2026年に注目される「幸腹感」とは

ミヨシトレンド研究所は、日常の食事において「身体的満足(満腹感)」と「精神的満足(幸福感)」の両方を得ることが重要であると考え、この感覚を「幸腹感」と名付けました。2026年の中食・総菜のトレンドとして、この「幸腹感」を満たす商品が注目されており、消費者は再現性のある「幸腹感」を求めてリピート購入を増やす傾向にあると指摘されています。

中食市場の現状と外食トレンド

レシート購買データの分析によると、中食の餃子・焼売市場では、一部の人気商品が市場を牽引し、寡占傾向にあることが分かりました。一方で、外食市場では「ネオ中華」として餃子・焼売が進化し、多様な商品が登場しています。

外食の餃子・焼売は新たな価値を持つものに進化中

このような外食トレンドの広がりを背景に、中食の餃子・焼売市場でも進化の兆しが見え始めています。

「進化系商品」が市場拡張の鍵

中食の餃子・焼売市場は、「進化系商品」によってさらなる拡張が進むと予測されています。進化系商品は、その魅力的な特徴から初めて購入されやすい一方で、リピート購入に繋げられるかが重要なポイントとなります。そのため、「幸腹感」を生む進化系餃子・焼売には、初めての購入を促す「新規性」と、継続的な購入につながる「安定感」の両立が必要であると考えられています。

中食の餃子・焼売も進化系で拡張

リピート購入に結びつく進化系商品の要素

リピート購入に結びつく進化系商品を開発するためには、まずトライアル購入を促す「新規性」の要素を分析することが重要です。口コミデータを用いた外食トレンドの分析から、餃子においては「皮のもちもちとした食感」が「新規性」の要素として評価されていることが明らかになりました。

次に、リピート購入につながる「安定感」の要素について、購買データや消費者意識調査などから分析が行われました。その結果、餃子のリピート購入につながる要素として、「肉餡のジューシーさ」や「皮のパリパリとした食感」などが挙げられることが分かりました。

消費者が中食の餃子に求める本格的なおいしさの要素

これらの分析から、「新規性」と「安定感」の要素は異なる観点で評価されていることが確認されました。進化系餃子・焼売では、これら二つの要素を両立させることが、「幸腹感」を満たし、リピート購入につなげる重要な鍵となるでしょう。

この詳細な内容や資料は、新事業・商品開発に役立つ情報を発信するWebサイト「ミヨシ未来プラットフォーム」で公開されています。専用フォームから資料もダウンロード可能です。

「食のトレンド予測2026年版ー中食・総菜ー」シリーズについて

「食のトレンド予測2026年版ー中食・総菜ー」は、消費者が求める中食・総菜の要素を考察するシリーズです。これまでに「プロローグ編」(2025年12月公開)、「ラーメン編」(2026年1月公開)、「ハンバーグ編」(2026年3月公開)が公開されており、今回はその第4弾として「餃子・焼売編」が発表されました。

ミヨシ未来プラットフォームとミヨシトレンド研究所

「ミヨシ未来プラットフォーム」は、これからの食や生活を支える人々に役立つ情報を提供するWebサイトです。その中には、食品開発担当者向けの技術情報や食品トレンドを発信する「ネクストフードラボ」や、化学分野の技術と製品情報を発信する「ネクストケミカルラボ」があります。

また、「ミヨシトレンド研究所」は、独自の消費者調査やさまざまなツールを用いて、食に関するトレンドを分析・予測し、「ネクストフードラボ」でその情報を発信しています。

ミヨシ油脂株式会社について

ミヨシ油脂の企業ロゴ

1921年創立のミヨシ油脂株式会社は、機能性の高い油脂原料の開発・製造を専門とするメーカーです。マーガリン、ショートニング、粉末油脂などの食品用加工油脂に加え、香粧品、日用品、工業用途、環境分野で使用される油脂・化成品を幅広く手がけ、食と暮らし、産業を支えています。同社は「人によし、社会によし、未来によし。」という経営理念のもと、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。

コメント