テレプレゼンスシステム「窓」のアートコンテンツ「run_future(Mado)」公開
遠隔地にいる人がまるでその場にいるかのような親近感と臨場感を提供するテレプレゼンスシステム「窓」のビジョンが、アートコンテンツ「run_future(Mado)」として表現されました。これは、株式会社キャンパスクリエイト、MUSVI株式会社、Academimic合同会社が共同で手掛ける、アートを活用したビジョン視覚化プロジェクト「run_future()」の第四弾です。
「run_future(Mado)」が描く未来
「run_future(Mado)」は、MUSVI株式会社が提供するテレプレゼンスシステム「窓」のビジョンをテーマに制作されました。この作品では、東京の都市空間と長崎の島が「窓」を通じてつながるワンシーンが描かれています。
画面越しのビデオ通話とは異なり、空間そのものが重なり合うことで生まれる親密さが表現されています。窓の向こうに広がる海の青さや、こちら側の部屋に差し込む光など、二つの場所がそれぞれの豊かさを保ったまま一枚の絵の中で共存する構成です。これにより、テクノロジーが単に距離をなくすだけでなく、離れた場所の空気感までつなぐ未来の姿が可視化されています。

作品のPDFデータはこちらから確認できます。
イラストレーターfjsmu氏のコメント
本作品のイラストレーションは、日常や自然を愛するイラストレーターfjsmu氏が手掛けました。fjsmu氏のウェブサイトはこちらです。

fjsmu氏は、「空間の制限が取り払われ、同じ風を感じて会話をしているかのような優しい雰囲気をイメージして描きました。テクノロジーの進化によって、学習や医療などの対等な機会が得られる社会になることを願っています」とコメントしています。
プロジェクト「run_future()」について

「run_future()」は、「未来を実行する構文」をコンセプトに、企業・研究・技術の思想を視覚化するプロジェクトです。先端技術が社会を変えていく過程を、「どのような思いで未来が起動するのか」という視点から読み解き、命令文として表現しています。
「run_future(ship)」、「run_future(warehouse)」、「run_future(window)」といった各構文は、挑戦者のテクノロジーが持つ意志や世界観を象徴し、展示やWebコンテンツを通じて「未来を入力できるOS」のような体験へと昇華されます。これは、構文によって未来とつながる体験を設計し、思想と構造の両側面から未来の可視化を試みることで、アートの枠を超えた社会実装の支援を目指しています。
関係者からのコメント
株式会社キャンパスクリエイト
「遠隔地とのコミュニケーションツールは数多く存在しますが、自然なコミュニケーションと効果的な遠隔共創作業を実現できるツールは稀です。『窓』はソニーグループが開発した技術を基に事業を展開しており、その素晴らしい先端技術が生み出す、カタログスペックや文言では伝わりきらない遠隔コミュニケーションの空気感が、本アートコンテンツで少しでも伝わることを願っています。また、遠隔コミュニケーションには通信技術が不可欠であり、東京都『次世代通信技術活用型スタートアップ支援事業』の支援を受けてMUSVI様を支援してきました。このプロジェクトの取り組みはForbesのウェブサイトでも紹介されています。」
Forbes記事:次世代通信技術×スタートアップが拓く社会課題ソリューションの最前線
MUSVI株式会社
「本作品では、当社代表の故郷である長崎を題材に、『空間の中にもう一つの空間が立ち上がる』という『窓』の本質を丁寧に描いていただきました。都市と島、それぞれの場所の光や空気をそのままに、『窓』を通じて一つの時間が静かに重なり合う情景が印象的です。テクノロジーが人と人との間に新しい『共生』の形を生み、未来へとつないでいく可能性が、本作品を通じて皆様に伝わることを願っております。」
Academimic合同会社
「MUSVI様のプロダクト『窓』のある生活をテーマに生まれた作品です。東京と島、それぞれの工房を窓一枚でつないだ、ある午後のひとこま。二人の会話や呼吸、制作の音までが聞こえてきそうなfjsmuさんの筆致が、この作品に静かな時間の流れを宿してくれました。窓の向こうに広がる青い海と、都市の風景。二つの景色が一枚の絵の中で共存するように、技術が距離をただ縮めるのではなく、それぞれの場所の豊かさごとつないでいく未来を感じていただけたら幸いです。」
各社の概要
株式会社キャンパスクリエイト

株式会社キャンパスクリエイトは、「お客様の課題解決をオープンイノベーションで実践する広域TLO」をスローガンに掲げています。国立大学法人電気通信大学TLOとして経済産業省・文部科学省の承認・認定を受けるとともに、企業様の技術ニーズに対して解決可能な大学研究者を全国から探索したり、大学の技術シーズに対して活用可能な企業様を探索しマッチングする産学官連携マッチング業務を行っています。また、企業様のオープンイノベーション支援として、特定の技術分野で活用可能な大学の技術シーズを調査し、新規事業のテーマ設定をサポートするコンサルティング業務も提供しています。
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会社名:株式会社キャンパスクリエイト
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代表者:代表取締役 髙橋めぐみ
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本社所在地:東京都調布市調布ヶ丘1-5-1 電気通信大学内
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設立:1999年9月
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事業内容:技術移転マネジメント事業、ソリューション事業、産業振興事業 など
MUSVI株式会社

MUSVI株式会社が提供するテレプレゼンスシステム「窓」は、ソニーグループでの20年以上にわたる研究開発で培われた独自技術により、圧倒的な臨場感と遅延の少なさで対面同等のリアリティを実現した遠隔コミュニケーションシステムです。距離の制約を超えてリアルに“会う”ことができるため、現在までに250以上の企業、教育・医療機関、地方自治体などで活用され、多様なプロジェクトや業務に貢献しています。

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会社名:MUSVI株式会社
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代表者:阪井 祐介
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所在地:東京都品川区北品川5-5-15 大崎ブライトコア4階 SHIP402号室
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事業内容:
- 実空間接続プラットフォーム「MUSVI」の開発・企画・運営
- テレプレゼンスシステム「窓」の販売・リース及びコンサルティング
- テレプレゼンス技術の研究開発及び関連ソリューションの提供
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Webサイト:https://musvi.jp/
Academimic合同会社

Academimic合同会社は、研究とポップカルチャーの融合を掲げるクリエイティブレーベルです。論文や学術的知見から得られた感動や構造を、小説、音楽、映像、イラストなどの表現言語へと変換し、思想を社会実装に寄与するアウトプットとして数多く手掛けています。
代表事例としては、内閣府SFプロトタイピングPJ「Neu World」、論文を街頭アート化した「ロンブンアートストリート」、渋谷区立宮下公園全域での展示「Academimic Museum」などがあります。NOVUS Future Design Award 2023 最優秀賞、MAU SOCIAL IMPACT AWARD グランプリ、DIG SHIBUYA 2024連携PJ選出などの受賞歴があります。
「次世代通信技術活用型スタートアップ支援事業(Tokyo NEXT 5G Boosters Project)」とは

東京都では、都内スタートアップ企業が、都心部から郊外・山間部、離島を持つ東京というフィールドを活用しながら、世界で通用する競争力を磨き、5Gをはじめとした次世代通信技術を活用した新たなビジネスやイノベーションを創出することを目指しています。これにより、都民のQOL(Quality of life)向上に寄与する有益なサービスを創出し、各スタートアップ企業の企業価値向上を図ります。
本事業では、東京都と協働して支援を行う事業者を開発プロモーターとして募集・選定し、スタートアップ企業に対して多角的な支援を行います。開発プロモーターは、3ヶ年度にわたり支援先スタートアップ企業などの開発・事業化を促進するため、通信事業者、実証フィールド提供者、研究機関、VC・金融機関などの連携事業者と協力しながら、資金的、技術的な支援やマッチング支援などを行います。支援先スタートアップ企業は、開発プロモーターなどの支援を受けながら、次世代通信技術などを活用した製品・サービスの開発および事業上市を目指します。
本事業の詳細はこちらをご参照ください。


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