台湾VIA Labs、産業向けUSBハブコントローラ新製品を発表 – 広範囲な温度対応と10Gbps高速転送を実現

テクノロジー

過酷な環境にも対応する高信頼性

VLIの産業グレードハブコントローラは、-40℃から+85℃という広範囲な温度環境下でも安定した信頼性の高い動作を実現するよう設計されています。これにより、組み込みシステム、サーバー、産業用PC、スマートリテール端末など、厳しい環境下での使用が想定される多様な用途での活躍が期待されます。また、信号品質の強化と低消費電力設計も特徴としています。

10Gbpsハブコントローラ「VL822i」の特長

VL822i USB 10Gbpsハブコントローラは、複数のデバイスエンドポイントが10Gbpsの帯域幅を必要としない場合でも、Multiple-INトランザクションサポートを活用することで、従来のUSB 5Gbpsハブにおける基本的なラウンドロビン・スケジューリングの制限を超えることができます。USB 10Gbpsホストと組み合わせることで、VL822iはリクエストをインターリーブし、複数の同時トランザクションを管理することが可能です。これにより、複数のUSB 5Gbpsデバイスを使用する際のシステムレベルのレイテンシが短縮され、パフォーマンスと応答性が向上すると説明されています。

共通パッケージとピン配置による開発の効率化

VL822iおよびVL819i USBハブコントローラには、2つのパッケージバージョンが用意されています。標準のQ7バージョンは9x9mmのQFN76パッケージを採用し、USB-Aダウンストリームポート向けに最適化されています。一方、Q8バージョンは10x10mmのQFN88パッケージを採用し、USB-C向けに最適化されており、アップストリームと2つのダウンストリームポート用のマルチプレクサ(mux)を内蔵しています。

これらの2つのハブコントローラはパッケージとピン配置が共通であるため、開発者は複数のハードウェア設計を行うことなく、異なるパフォーマンス階層に対応できます。さらに、ピン互換性だけでなく、部品構成(BOM)の互換性も提供され、開発プロセスを効率化します。

Embedded World 2026で詳細を公開

新製品の詳細については、2026年3月10日から12日までドイツ、ニュルンベルク展示センターで開催されるEmbedded World 2026のVLIブース(ホール3、ブース3-396)にて紹介されます。

製品の入手方法

サンプルに関するお問い合わせは、お近くのVLI販売代理店、または電子メール(sales@via-labs.com)にて可能です。

製品詳細については、以下のリンクをご覧ください。

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