バーチャルヒューマンに最適化した新基盤「Edge AI Array」を発表、AI利用時のセキュリティ課題をオンプレミス環境で解決

テクノロジー

AI利用における主要な課題を解決

近年、生成AIの活用は多くの業種で急速に広がりを見せていますが、クラウド上での生成AI運用にはいくつかの課題が指摘されていました。主な課題は以下の3点です。

  • 個人情報や機密情報の取り扱いにおけるセキュリティリスク

  • インターネット経由による応答遅延

  • 従量課金による運用コストの増大

「Edge AI Array」は、アセンテック株式会社が提供するリモートアクセスインフラ「リモートPCアレイ」の技術を応用して開発された、オンプレミス環境の生成AIプラットフォームです。この基盤は、AIを低コストで安全かつ効率的に利用・運用できる新たな仕組みを提供し、上記の主要な課題を解決します。

バーチャルヒューマンの活用に最適化

特に「Edge AI Array」の大きな特徴は、個人情報や機密情報を外部システムから遮断し、安全に運用できる環境を実現する点です。

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この基盤上でバーチャルヒューマンを稼働させることで、自治体や民間企業を問わず、様々な業種での活用が想定されています。例えば、営業の一次対応、コンサルタント業務、サポート業務、各種受付対応など、人間に代わって個人情報を扱う幅広いサービスでの利用が期待されています。これにより、深刻化する日本の労働人口減少という社会課題に対し、革新的な解決策となることが期待されます。

高度な技術仕様とイベント出展

「Edge AI Array」は、2U筐体内にNVIDIA製AI向けGPUを最大5基搭載可能です。これにより、AIの頭脳にあたるLLM/RAG用システムと、AIの身体にあたる複数のフロントエンド処理システムを1つの筐体で統合的に構成でき、バーチャルヒューマンに最適なプラットフォームとして利用できます。

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2026年3月12日より開催されるSB C&S株式会社主催のイベント「AI Frontline」では、「Edge AI Array」上で動作するバーチャルヒューマンのデモンストレーションが実施され、オンプレミスAIの可能性を直接体験できます。

イベント詳細はこちら: https://seminar.jp/cas-ai-frontline/?id=P0036

今後の展望と製品詳細

アセンテック株式会社は、顧客の環境に最適なエッジAIソリューションの開発を進め、安全かつ効率的なオンプレミスAI基盤の構築を支援していく方針です。今回の製品とサービスを通じて、新たにAI事業への参入を推進していくとしています。

「Edge AI Array」の出荷開始は2026年7月を予定しています。

製品の詳細については、以下のリンクから確認できます。

※バーチャルヒューマン:AI技術を駆使して作られた仮想の人間キャラクター

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