「mobiconnect」最新版がリリース、証明書によるデバイス認証と宣言型デバイス管理を強化

テクノロジー

「mobiconnect」最新版がリリース、証明書によるデバイス認証と宣言型デバイス管理を強化

mobiconnect

インヴェンティット株式会社は、モバイルデバイス管理(MDM)ソリューション「mobiconnect」の最新バージョン(Ver.31.22.0)を2026年3月1日にリリースしました。

今回のアップデートでは、Wi-Fiクライアント証明書対応、宣言型デバイス管理(DDM)による強制ソフトウェアアップデート機能の実装、Android向けセキュリティ設定の拡張など、モバイル端末の認証強化とOS統制の高度化に対応する新機能が追加されています。

高まるデバイス認証強化とOS管理の重要性

近年、「GIGAスクール構想」(2019年に開始された、全国の児童・生徒1人に1台のコンピューターと高速ネットワークを整備する文部科学省の取り組み)による教育機関での端末活用拡大や、企業におけるモバイル端末の業務利用が進み、スマートフォンやタブレットは校務・業務の基盤として不可欠な存在となっています。

一方で、独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)が発表する「情報セキュリティ10大脅威 2026」では、組織を狙う脅威としてシステムの脆弱性を突いた攻撃や環境・仕組みを狙った攻撃が上位に挙げられており、情報機器の適切な管理と統制の重要性が改めて示されています。IPAはモバイルデバイスに関する情報漏えい対策ガイドラインも公開しており、スマートフォンやタブレットの業務・教育利用においても、適切な設定管理が求められています。

情報セキュリティ10大脅威 2026 [組織]

また、総務省も政府広報オンライン「スマートフォンを安心・安全に使うために 情報セキュリティ対策をしましょう」を通じて、スマートフォンを安心・安全に利用するための対策として、OSやアプリケーションを常に最新の状態に保つことの重要性を呼びかけています。教育現場・企業のいずれにおいても、端末の認証強化とOSバージョンの確実な統制は、セキュリティ対策の基本的な要素となっています。

さらに、Appleはデバイス管理方式を従来のMDMから宣言型デバイス管理(DDM)へ置き換えていく方針を示しており、既存のシステムアップデート機能による制御は将来的に廃止予定と発表しています。こうした管理方式の変化を踏まえ、より確実で効率的なアップデート統制の仕組みが求められています。

このような背景を受け、「mobiconnect」では、証明書によるデバイス認証の一元管理および宣言型デバイス管理(DDM)による強制ソフトウェアアップデート機能を実装しました。

新機能で解決できる課題

今回の機能アップデートは、以下の課題解決を目指しています。

Wi-Fiクライアント証明書対応

  • Wi-Fi用クライアント証明書を管理画面から登録可能となり、フィーチャーセット「WLAN設定」においてクライアント証明書およびルート証明書を指定できるようになりました。証明書の配布・更新・WLAN設定との紐付けを管理画面から一元的に実施できます。

  • 有効期限切れの証明書を含むフィーチャーセットは適用不可となり、有効期限30日以内の証明書は警告表示が行われます。また、グループ設定編集時に有効期限チェックが実施されます。端末詳細画面やCSV出力にも証明書情報が表示され、管理状況の可視化に対応しました。

Android向けセキュリティ設定拡張

  • WLAN設定のプロキシ設定項目がAndroidにも対応しました。プロキシ設定が「自動」の場合はポート番号を、「手動」の場合は「次で始まるアドレスにはプロキシを使用しない」設定を指定できます。

  • ローカルセキュリティポリシーにおいて、管理画面で設定したデフォルトパスワードをAndroid端末へ配信できるようになりました。

宣言型デバイス管理(DDM)による強制ソフトウェアアップデート

  • 公開中の「最新OSバージョン」または「指定したOSバージョン」へのアップデートが可能になります。

  • 従来のシステムアップデート機能では、「更新のダウンロード」「更新のインストール」「更新状況の取得」を手動で実行する必要がありましたが、本機能ではこれらを自動で実行します。更新状況の取得も端末からのステータスレポートにより自動で行われます。

Managed App Configurationの値に電話番号を指定

  • UIv2/UIv3のManaged App Configurationにおいて「$PhoneNumber」変数に対応しました。App Storeアプリ、VPPアプリ、in-houseアプリの配信時に、端末の電話番号(SIMスロット1)を指定できます。

インヴェンティットは、これからも社会・企業のセキュリティ課題の解決に貢献するため、ユーザーの声や市場と対話を重ねながら、「mobiconnect」のアップデートを行っていくとのことです。

ウェビナーのご案内

2026年3月12日に、「2025年度総集編アップデート紹介〜新機能でできること〜」と題し、新機能や機能改善の概要と活用方法を紹介するウェビナーが開催されます。アーカイブ配信も予定されています。

▼参加はこちら▼
https://help.mobi-connect.net/news/seminar/25014/

「mobiconnect」概要

「mobiconnect」は、インヴェンティット株式会社が提供する法人・教育機関向けモバイルデバイス管理サービス(MDM)です。スマートフォンやタブレット、PCなどの業務・学校で利用するモバイルデバイスを遠隔からアプリ配信や設定変更、紛失時には位置情報取得・ロック・データ消去ができるサービスです。管理コストを抑え、効率的なデバイス運用を可能にします。

現場重視の機能と使いやすさで、企業や学校・教育委員会など、様々な環境で活用されています。文教市場においてトップクラスのシェアを誇る「mobiconnect for Education」は、教育現場に沿ったデバイスの管理運用で、保護者・教員にとっての「安心」と子供たちの「安全」を守ります。「mobiconnect for Business」は、あらゆる業界・業種の顧客満足とセキュリティを保護します。

国産MDMならではのサポート品質で、デバイス導入・運用のノウハウに長けたスタッフがサポートします。

「mobiconnect」紹介ページ:
https://www.mobi-connect.net/

インヴェンティット株式会社 会社概要

インヴェンティットは、リモート管理技術を核としたソリューションベンダーです。デバイスの利用状況を可視化し、実データの安全性を判定するセキュリティサービス「KASHIMORI」をはじめ、その基盤となるモバイルデバイス管理サービス「mobiconnect」、美術館・展覧会に特化したチケット予約・販売支援サービス「ART PASS」など、IoTソリューションの企画・開発・販売を行っています。

「心地よい「見守り」をあらゆる人に。人と機械がつながり、優しさあふれる世界をつくっていく。」をVisionに掲げ、社会・企業課題の解決に貢献しています。

!nventit

  • 社名:インヴェンティット株式会社

  • 東京本社:〒160-0023 東京都新宿区西新宿六丁目3番1号 新宿アイランドウイング5階

  • 大阪オフィス:〒530-0013 大阪府大阪市北区茶屋町16-1 H¹O梅田茶屋町804

  • 設立:2007年6月12日

  • 資本金:1億円

  • 代表者:代表取締役社長 鈴木 敦仁

  • URLhttps://www.yourinventit.com/

コメント