日本食専門チャンネル「Channel Oishii」が北米で配信開始
日本食の奥深い魅力を世界に伝えることを目指し、専門チャンネル「Channel Oishii(チャンネル おいしい)」が2026年3月25日(日本時間26日)より、アメリカとカナダで配信を開始しました。このチャンネルは、無料の広告付きストリーミングサービスFAST(Free Ad-supported Streaming TV)を通じて、北米の視聴者に日本の“食”をテーマにした人気番組を届けます。

FASTとは? 新たなコンテンツ配信の形
FASTは、無料で視聴できる広告付きのストリーミングサービスです。インターネットに接続されたテレビ、スマートフォン、PCといった様々なデバイスで、スポーツ、ニュース、映画など多岐にわたるテーマのチャンネルを24時間365日リアルタイムで視聴できる特徴があります。無料で気軽に“流し見”ができることから利用者が増えており、コンテンツの新たな配信先として注目されています。従来のテレビ放送やオンデマンド配信に続く「第3のテレビ」として、その存在感を急速に高めています。
「Channel Oishii」は、アジアのコンテンツを集めたFASTプラットフォーム「Amasian TV(アメイジャン ティービー)」内で配信されます。リアルタイムでの視聴に加え、お気に入りの番組を一気見できるオンデマンドサービスにも対応しており、スマートフォンやPCだけでなく、多くのスマートTVのアプリからも視聴が可能です。


「おいしい」が伝える日本の食文化
「おいしい」という言葉は、単に味覚を表現するだけでなく、食卓を囲む楽しさ、できたてを味わう喜び、そして心が安らぐ瞬間といった、人々の気持ちや場の空気を共有する意味も持ち合わせています。
近年、日本を訪れる外国人の数は増加しており、2024年の観光庁調査によると、訪日の最大の関心事は「日本食を食べること」でした。また、海外においても日本の食文化を楽しむ人々が多く存在します。
「Channel Oishii」は、こうした日本の食に関心を持つ人々に向けて、食そのものだけでなく、地域に根ざした文化、生産者の思い、そして人々の日常を、ドラマや情報番組を通じて深く伝えていきます。
全国の民放番組が集結
「Channel Oishii」では、全国の民放各局が制作する多様な番組が配信されます。
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「孤独のグルメ」(テレビ東京)
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「コロネケンの札幌地下グルメ マニアクス」(北海道テレビ放送)
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「食彩の王国」(テレビ朝日)
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「君が、おにぎり好きだから。」(中京テレビ放送)
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「Traveling Chef De France in Hokkaido」(北海道放送)
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「ちいかわ」(フジクリエイティブコーポレーション)
これらに加え、「どすこいすしずもう」(キングレコード)、「武士の献立」(ギャガ)など、合計11社から提供されたコンテンツでスタートします。今後も、地方民放が参加するローカルコンテンツバンクや日本ケーブルテレビ連盟の協力を得てコンテンツを増やし、各地域の民放に呼びかけてチャンネルの充実を図る予定です。さらに、テレビせとうちと日本国際放送(JIB)は、放送文化基金の助成を受け、新たなコンテンツを共同制作することも計画されています。
日本国際放送(JIB)が企画・運営
「Channel Oishii」は、日本のコンテンツの国際展開を担う日本国際放送(JIB)が企画・運営を行っています。JIBは、民放などから提供されたコンテンツを英語化し、24時間編成で配信するほか、アメリカやカナダの視聴者へのプロモーション活動も積極的に展開していきます。
本格的な事業展開に向けて、2026年度は日本の食コンテンツに対する視聴ニーズを検証し、2027年度の展開を判断していく見込みです。
日本国際放送(JIB) 代表取締役社長 前田 浩志氏のコメント
「日本には全国に食をテーマにしたすぐれたコンテンツが数多くあります。成長著しいFAST市場において、JIBはオールジャパン体制によるコンテンツの海外展開を支え、日本の情報をより広く届けてまいります。」
テレビ東京 執行役員 国際事業室長 堤 寛氏のコメント
「テレビ東京からは『孤独のグルメ』『きのう何食べた?』という大人気ドラマシリーズをお届けします。これらを始め、食をテーマとした選りすぐりのコンテンツを通じて、北米の視聴者の皆様が日本の食文化にさらに興味を持って頂き、実際に日本を訪れたり、現地で日本食を手に取って頂くきっかけとなることを心より願っております。」
北海道テレビ放送 常務取締役 齊木 基氏のコメント
「日本の“食”に特化したチャンネルということで、既存の観光情報にはない『地下グルメ』というディープな食文化を扱った番組を提供させていただきました。北米地域における北海道観光意欲の喚起に繋がれば幸いです。地方の潜在的な魅力を北米へ『広く、深く』届ける、『Channel Oishii』の展開に今後も期待しています。」
「Channel Oishii」の詳細は、以下のリンクから確認できます。


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