「THE FUTURE X」とは
「THE FUTURE X」は今年で4回目の開催となり、日本の未来を形づくる経済や投資のあり方を「問い」を起点に探るカンファレンスです。短期的な成果だけでなく、その背後にある構造や変化の兆しに注目し、これからの日本が進むべき方向を見つめ直すことを目的としています。
参加者は、若手起業家から上場企業の経営者、研究者、アーティストまで、世代や分野を超えた多様なリーダーたちです。正解のない時代において、それぞれの視点を持ち寄り、対話を通じて新たな可能性を探る場となることを目指しています。今回は、対話と即興が生まれる場づくりを重視し、会場およびコンテンツ設計が刷新されました。登壇者と参加者が一方的に聞く関係を超え、音楽や空間のリズムに身を委ねながら自然に交わることで、身体性を伴った関係性が立ち上がる体験が創出されます。

「Fandom Economy」セッションの詳細
今回公開されたセッションの一つが「Fandom Economy」です。共感や愛着、応援といった個人の感情が、どのように共同体を生み、経済を駆動するのかを観察する試みであり、感情の根から持続する価値の構造を読み解きます。
このセッションのテーマは「Fandom:「聖性」と「批評」を生む対立の本質」です。哲学・宗教学の視点から「神」や「マインドセット」を研究する柳澤田実氏と、メタバースやIP事業の最前線で熱狂を創出してきた荒木英士氏が登壇します。
セッションでは、なぜ人は「推し」に無償の献身を捧げ、そこに「聖性」を見出すのかを紐解きます。非合理な熱狂が生まれるメカニズムを「宗教」と「経営」の両面から観察し、孤独を埋める新たな共同体のあり方と、その熱狂が経済を駆動する本質を問い直す内容が予定されています。
登壇者プロフィール
荒木 英士氏

グリーホールディングス株式会社 取締役 上級執行役員。2001年に慶應義塾大学在籍中にスタートアップを創業し、後に売却を経験しました。2005年には創業期のグリーに参画し、プロダクトマネージャーとしてソーシャルゲームのヒットを牽引しました。2011年にはGREE International, inc.でSVPとして北米進出とゲームヒット創出に貢献し、2013年にグリー取締役に就任しています。2014年にはWright Flyer Studios代表取締役社長としてモバイルゲーム事業を立ち上げ、日本有数のゲーム開発企業に育成しました。2018年からはREALITYの代表取締役としてスマホ向けメタバースプラットフォームを展開し、2022年にはBLRD PTE.LTD CEOとしてWeb3事業を立ち上げています。2026年現在、グリーホールディングス取締役上級執行役員としてメタバース・IP事業を統括しています。
柳澤 田実氏

哲学者で関西学院大学神学部准教授。博士(学術)。価値観の対立や変化について宗教などの文化的背景から研究しています。近年は米国の右派やテック業界におけるキリスト教復興に注目しており、東京大学21世紀COE研究員、南山大学人文学部准教授を経て現職に至っています。編著書に『ディスポジション:哲学、倫理、生態心理学からアート、建築まで、領域横断的に世界を捉える方法の創出に向けて』(現代企画室、2008)、訳書にターニャ・M・ラーマン著『リアル・メイキング:いかにして「神」は現実となるのか』(2024年、慶応義塾大学出版会)などがあります。文春オンライン、RealSoundで連載中です。
「THE FUTURE X 2026」開催概要
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日時: 2026年3月10日(火)14:00 – 19:30(ネットワーキングディナー有)
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会場: Billboard Live TOKYO
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対象: 招待制150名(起業家、投資家、大手企業経営層など)
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主催: シードファンド「THE SEED」
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タイムテーブル:
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13:30 開場・受付開始
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14:00 オープニングトーク
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14:15 セッション①|仏教と経営(45分)
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15:20 セッション②|Fandom:「聖性」と「批評」を生む対立の本質(50分)
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16:30 セッション③|※登壇者近日公開予定
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17:30 クロージングトーク
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18:00 ネットワーキングディナー
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19:30 終了
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イベントページ: https://thefuture.tokyo/2025
シード投資家「THE SEED」について
代表プロフィール:廣澤 太紀氏

1992年生まれ、大阪府出身。2015年にシードVCに入社し、新規投資先発掘や投資先支援に従事しました。2018年9月に独立し、シードファンド「THE SEED」を設立。2021年3月に2号ファンド、2024年3月に3号ファンドの設立を発表し、現在約40億円を運用しています。プレシード、シードステージでの投資実行を行い、「スマートコーヒースタンド root C」を提供する株式会社New Innovationsや、サイエンス・テクノロジーからの農業支援を行う株式会社AGRI SMILE、海外eSIMアプリを提供する株式会社トリファ、フィットネスジムを展開する株式会社FiTなど、現在約60社へ創業投資を実行しています。
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X(旧Twitter):https://x.com/HirozawaDaiki
ファンド概要
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ファンド名: THE SEED
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代表者: 廣澤 太紀
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投資対象: 日本を中心とするシードラウンドのIT系スタートアップ。EC、CtoC、ブロックチェーン関連事業、AR/VR、ゲーム関連事業等。
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ファンドブログ: https://theseed.vc/magazine
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投資相談の面談について: https://theseed.vc/theseedtalk
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スタートアップ関西: https://startupkansai.com/
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BANK SUMMIT: https://bank-summit.com/
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THE FUTURE X: https://thefuture.tokyo/
協賛・取材に関するお問い合わせ
「THE FUTURE X 2026」への協賛や取材に関するお問い合わせは、下記より受け付けています。


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