株式会社ディッシュウィル、ミシュランシェフと協業し「プラントベースフード」の美食体験を提供

グルメ

次世代の食文化を提示するプラントベースフードの美食体験

2026年2月24日、アグリ・フードテック企業である株式会社ディッシュウィルは、東京都中央区の「Gastronomy Innovation Campus Tokyo」(GICT)において、投資家や事業パートナーを招いた限定招待制の特別試食会を開催しました。このイベントは、植物工場での大豆生産から食品加工・販売までを一貫して手掛けるディッシュウィルの革新的なプラントベースフードの可能性を伝えることを目的としています。

メニューと料理写真

一流シェフとのコラボレーションによる特別メニュー

試食会では、ミシュランガイド一つ星およびグリーンスターを獲得している日本料理店「雲鶴」料理長の島村雅晴氏と、nôl(Michelin Star & Green Star)のディレクターでありGICTのガストロノミーアドバイザーを務める野田達也氏がコラボレーションし、ディッシュウィルのプラントベースフードを活用した特別メニューを開発・提供しました。

調理中のシェフ
笑顔のシェフ2人

提供されたメニューには、「真菜と薄揚げのフォアグラ餡掛け くわい煎餅添え」「大豆ミートと放牧牛のつみれ汁」「大豆のそぼろご飯 碓井豌豆」「フォアグラのキャラメリゼ」「パテシューファルシー」「ビーガンロッシーニバーガー、ペリグーソース」「フォアグラのアイス」「プラントベースシュリンプつけ麺」といった、和洋折衷の多彩な料理が並びました。これらの料理は、一流シェフの技術とディッシュウィルの革新的な食材が融合し、参加者に未来の食文化としてのプラントベースフードの新たな可能性を体験させました。

テーブルセッティング
食事風景

参加者からの評価

イベントには投資家や事業パートナーなど各界のゲストが参加し、試食や意見交換を通じてプラントベースフードの可能性について活発な議論が交わされました。

一般社団法人AgVenture Lab 代表理事の荻野浩輝氏は、フードテックやプラントベース食品が数多く登場する中で、最も重要なキーワードは「美味しさ」であり、その美味しさを本当の意味で実現できるのは日本ではないかとコメントしました。また、「ヘルシー」であることも大切であり、人の体にも地球にも優しいプロダクトがこれからの食のあり方であると期待を寄せました。

荻野浩輝氏

TPR株式会社 代表取締役 会長兼CEOの末廣博氏は、創業以来の事業変革期においてディッシュウィル社の「砂漠で大豆を育てる」というコンセプトに出会い、実際に試食した大豆由来のハンバーガーの美味しさに驚き、2023年の出資を決意したと述べました。同社はディッシュウィルとコンテナ型大豆水耕栽培システムへのエンジン技術応用に関する共同開発を進めており、国内外の市場を見据えながら、共に食の課題解決に取り組む姿勢を示しました。

末廣博氏

株式会社UnlocX 代表取締役CEOの田中宏隆氏は、ディッシュウィルが美味しいものを作るだけでなく、自ら大豆の植物工場を手掛け、生産から加工・提供までをエンドツーエンドで完結させている点を「ネオ六次産業化」と評価しました。日本の食が持つ「美味しくて健康的でサステナブル、かつ文化を持つ」という強みが世界を良くする力を持つと確信していると語りました。

田中宏隆氏

デライト・ベンチャーズ マネージングパートナーの南場智子氏は、当初社内で代替肉市場について慎重な意見もあったものの、実際に試食したメンバー全員が「美味しさ」に心を動かされ賛成に転じた経緯を明かしました。どんなに優れた技術があっても、最後に人の心を掴むのは「胃袋」であるとし、ディッシュウィルの挑戦がこれからの食のあり方を再定義する可能性を秘めていると期待を述べました。

南場智子氏

日本料理店「雲鶴」料理長の島村雅晴氏は、自身が営む日本料理店でも大豆ミートを活用していると紹介しました。今回のメニュー「大豆と放牧牛のそぼろご飯」では、いきなり大豆100%ではなく、環境負荷が低い放牧牛を約2割組み合わせる「フレキシミート」というアプローチで、新しい食材へのハードルを下げ、地球にも体にも優しい料理を目指していると語りました。

島村雅晴氏

nôlの野田達也氏は、シンプルな調理法でも十分に美味しいディッシュウィル社のハンバーガーパテの完成度の高さに驚きを表明しました。これからの料理人は、美味しさの追求と社会課題の解決を両立させる視点が不可欠であり、ディッシュウィルのプロダクトはその両立を体現しているものだと評価しました。

野田達也氏

株式会社ディッシュウィルの取り組み

株式会社ディッシュウィルは、「食糧危機のない世界を、日本のおいしいと技術で創る」というビジョンを掲げ、環境に左右されず、多くの水や農薬を必要としないインドアファーミング(植物工場)で穀物を育て、加工し、美味しいプラントベースフードを世界中の食卓に届けることを目指しています。

ハンバーグの画像

同社は、牛あらびきミンチの質感を再現した「ハンバーガーパティ」のほか、本格的な風味と調理が可能な「フォアグラ」、ふわっと柔らかい白身魚のほぐれ感を再現した「フィッシュフライ」など、多様なプラントベースフードを開発・製造・販売しています。植物工場から食品加工までを自社で行うことで、どのような環境下でも食料が生産される仕組みを構築し、砂漠の真ん中でも持続的に食品が生産される未来の実現を目指しています。

株式会社ディッシュウィルの詳細については、以下のURLをご覧ください。
https://dishwill.com/

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