森久保祥太郎が30代の苦悩を激白、谷口悟朗監督は映画制作8年の道のりを語る『SHIBUYA ANIME BASE』#78

エンタメ

谷口悟朗監督、映画『パリに咲くエトワール』完成までの8年間の道のりを語る

番組のメインコーナーでは、谷口監督の最新作である映画『パリに咲くエトワール』が大特集されました。1912年のパリを舞台に、画家やバレリーナを夢見る少女たちの物語を描いた本作の美しいPV映像に、綾瀬ことりさんも「作画がすごいきれいで見入ってしまいました」と絶賛しました。

本作の完成には約8年もの歳月がかかったといい、その理由について谷口監督は、制作現場の規模が小さく、普段の仕事の合間に制作を進めるしかなかったことや、コロナ禍でフランス側のチームとのやり取りが全て停止してしまったことを明かしました。監督は「途中『これ、もうできないんじゃないか?』ということが何回もあった」と過酷な状況を振り返り、「期間が長くなるとお金もかかってくる。プロデューサーがいつ夜逃げするのかなって(笑)」と冗談交じりに語りつつ、「過去にギャラを取りっぱぐれたこともあります」と率直な苦労話も飛び出しました。

谷口監督が語る『パリに咲くエトワール』

緻密な制作の裏側とリアリティ追求

本作の制作秘話も明らかにされました。キャラクター原案を担当した近藤勝也氏のデザインについて、谷口監督は「近藤さんの絵は上手すぎるから、線がすごい少ない。そのデザインの中に隠れた立体や面がある」と熱弁しました。それを他のアニメーターが描きやすいように、総作画監督の山下氏がキャラクターデザインとして整理し直したという緻密な制作の裏側が語られました。また、背景もあえて手描きにこだわり、「デジタルだと直線が綺麗すぎたり、カチッとしすぎちゃう。ちょっとファジーな線が欲しかった」と、手描きならではの空気感や情報密度の調整について説明しました。

キャスティングに関しては、オーディションで選ばれた嵐莉菜さんについて、「自分を可愛い子として見せる必要がないということを知っている」とその演技への姿勢を大絶賛しました。海外の視聴者にも違和感なく見てもらうため、日本特有の「3コマ作画」ではなく「2コマ」を採用したことや、バレエシーンにおいてモーションキャプチャーやバレエ作家の監修のもと「普通のことを普通にやる」というごまかしの効かない手法で徹底的なリアリティを追求したことも明かされ、MCのハライチ・岩井勇気さんも「めちゃくちゃ丁寧に作られている」と感嘆しました。

『パリに咲くエトワール』公開情報

『映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城』を特集

番組では、大ヒット公開中の『映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城』も特集されました。宣伝アンバサダーを務め、本作で海底の兵士役として声優に初挑戦した平愛梨さん、アルコ&ピース(平子祐希さん、酒井健太さん)からのスペシャルメッセージが届けられました。オファー時の驚きや、平子さんが「2日後筋肉痛になった」と語るほど全身全霊で挑んだ初アフレコの裏話のほか、一番好きなキャラクターとして平愛梨さんが「スネ吉兄さん」とマニアックな回答をしてスタジオを沸かせるなど、笑いの絶えないインタビューとなりました。

平愛梨さんのアフレコ感想

アルコ&ピースのコメント

森久保祥太郎、30代の苦労を激白し後輩・川島零士に金言

番組後半では、アニメ関係者2人が食事をしながら本音で語り合う「カプカプトーク」のコーナーが放送されました。前回(#77)に引き続き、声優の森久保祥太郎さんと川島零士さんの熱い対談の後編が届けられました。

自身の声優人生を振り返る中で、常に第一線で活躍しているイメージの強い森久保さんから「30代の時にお仕事がない時があった」という意外な苦労時代が明かされると、川島さんは「え、そうなんですか!?」と驚きの声をあげました。川島さんは「どこにも言ったことないぐらいガチ悩みなんですけど、(声優として)ずっと残ってる人って一体何人いて、何割がずっと40、50、60代になってもやり続けられるんだろうってなったら、本当に少ねぇなと思って。『これ、逆算したら俺、あと何年声優やれるんだろう』みたいに、めっちゃ思うんですよ」と、森久保さんに自身の悩みを打ち明けました。

川島零士さんの悩み

様々な過去を乗り越えた森久保さんは、後輩である川島さんに対して「30代、人生最大に調子に乗れ。ラストチャンスかもしれない」「合わせにいかない。自分がやってることで、誰かに影響力があるってことをちゃんと感じればいいんだよ。」と、これからのキャリアに向けて力強くも温かい金言を送りました。

森久保祥太郎さんのアドバイス

この熱い対談を見届けたスタジオでは大反響が巻き起こり、MCのハライチ・岩井さんが「今の話を30歳で聞きたかったね(笑)。10年遅かった」と漏らすと、レギュラー陣からも「森久保さんみたいな上司が欲しい!」と羨望の声が上がりました。さらにゲストの綾瀬ことりさんも「刺さりすぎて『名言集』作ってほしいなと」と大絶賛。これに徳井青空さんや仲村宗悟さんもノリノリで「『森久保さんの日めくりカレンダー』みたいなね」「声で聞こえてくるもんね(笑)」と待望論が飛び出すほど大盛り上がりとなりました。

森久保祥太郎さんの金言

番組情報とABEMAについて

今回放送された『SHIBUYA ANIME BASE』#78は、以下のURLから期間限定で無料見逃し配信を視聴できます。

『SHIBUYA ANIME BASE』は、ABEMAが手掛けるアニメ/ポップカルチャー情報番組です。ABEMAの独占情報や、アニメ・アニソン・ゲーム・漫画、そして最新鋭かつちょっとマニアックな“1 週間のトピックス”をテーマにゲストたちが語りつくします。関係者や声優を招いての激レアトークも展開され、金曜日の夜にアニメ/ポップカルチャーをより深く楽しめる1時間が渋谷から届けられています。

「ABEMA」は、テレビのイノベーションを目指し「新しい未来のテレビ」として展開する動画配信サービスです。登録不要で、24時間編成のニュース専門チャンネルをはじめ、オリジナルのドラマや恋愛番組、アニメ、スポーツなど、多彩なジャンルの約25チャンネルを24時間365日放送しています。オリジナルエピソード数は国内発の動画サービスで日本No.1を誇り、注目の新作映画、国内外の人気ドラマ、話題のアニメなど豊富なラインナップの作品や、様々な音楽や舞台のオンラインライブも展開されています。テレビ、オンデマンドなど、時間にとらわれることなくいつでも作品を楽しめるほか、スマートフォンやPC、タブレット、テレビデバイスで、場所にとらわれることなくライフスタイルに合わせて番組を視聴できます。ABEMAプレミアムに登録すると、限定作品の視聴や「追っかけ再生」「ダウンロード機能」などの限定機能が利用可能です。また、広告つきABEMAプレミアムでは、ABEMAプレミアム限定コンテンツを広告つきで視聴できます。ABEMAの調査によると、2024年時点で国内発の動画サービスの中でも最大級の利用者数を誇ります。

コメント