Magic Moment、SalesforceとMicrosoft Copilotの連携で営業活動を革新する新機能を提供開始

ビジネス

AIを営業実務で活用する上での課題

AIを営業実務に本格的に活用するには、顧客固有の文脈をAIに伝えることが不可欠です。しかし、実際の営業現場では、会議の記録はファイルに、案件情報はCRMに、会話の細かな経緯は担当者の記憶に残るなど、情報が分散しがちでした。このため、営業担当者は商談のたびに情報を集め直し、AIへ背景を説明し直すという負担を抱えていました。

Microsoftの「2026 Work Trend Index Annual Report」では、個人のAI活用力と組織の受け入れ態勢の双方が高い「Frontier」ゾーンに位置する回答者は19%にとどまりました。この調査は、AI活用を個人の能力だけに委ねるのではなく、組織の仕組みや仕事の進め方に組み込む重要性を示しています。

新連携機能の要点

Magic Momentが提供を開始する新連携機能は、こうした課題を解決し、営業活動におけるAI活用を促進します。

SalesforceとMicrosoft Copilot連携システム図

顧客との会話を案件に紐付けて蓄積

Microsoft Teamsでのオンライン商談や、「Playbook Capture」で記録した対面での打ち合わせといった顧客接点データが取得されます。これらのデータは、Salesforce上の取引先、取引先責任者、商談、カスタムオブジェクトに紐付けられるため、単独の議事録ファイルとして残るのではなく、「どの顧客の、どの案件で、何が話されたのか」が明確な営業情報として蓄積されます。

Microsoft Copilotを通じて営業活動を支援

案件に紐付いた営業情報をMicrosoft Copilotから参照することで、以下のような業務に活用できます。

  • 営業担当者の支援
    顧客固有の背景に基づく案件状況の確認、次回の確認事項の整理、提案書やフォローアップ文面の下書き作成などを支援します。

  • 営業マネージャーの支援
    商談記録を踏まえた案件レビュー、失注案件に共通する会話傾向の把握、メンバー育成のための振り返りなどに活用できます。

なお、これらの活用例における回答は、接続されたデータ、設定、利用権限に依存します。生成された内容は、利用者が確認した上で活用することが推奨されます。

既存環境を活かした段階的導入

この連携機能は、AIと外部のデータやツールを接続する標準仕様であるMCP(Model Context Protocol)を活用しています。そのため、既存のSalesforceやMicrosoft 365の環境を置き換えることなく、対象となるチームや商談、利用者を定めて段階的に導入することが可能です。全社のデータ統合を一度に行うのではなく、案件把握や提案準備など、具体的な営業業務から活用を始めることができます。また、取り扱う顧客データは国内クラウド環境での保管が原則とされています。

サービス詳細と問い合わせ

本連携機能の対象人数、接続範囲、利用条件については、個別に案内されます。現在利用中のSalesforceとMicrosoft 365の環境をもとに、どの商談情報をつなぎ、どの業務から活用するかを相談することが可能です。

Magic Momentについて

Magic Momentは、「すべての企業が、顧客との関係性を根拠にした正しい経営判断ができる世界をつくる」をミッションに掲げています。顧客接点の記録・構造化から、営業・マネジメントでの活用までを支援する「Magic Moment Playbook」などを通じて、企業の営業活動とAI活用を支えています。

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