97.3%の旅行者が「いつも通り」と実感
地震後の自粛ムードや事前の不安感について尋ねたところ、旅行者の97.3%が現在の阿蘇は通常通り観光でき、むしろ足を運ぶことが地域の力になると実感していることが判明しました。具体的には、「全く心配いらなかった(元気に営業しており、行くことが応援になると感じた)」が61.3%、「思っていたよりいつも通り(通常通り)に観光を楽しめた」が36.0%と回答しています。
この結果は、「今行って迷惑にならないか」という事前の不安が不要であることを強く示唆しています。

NPSスコア「+60.8」の極めて高い推奨度
今回の阿蘇旅行全体を振り返り、親しい友人や家族に「今の阿蘇」への旅行をどの程度おすすめしたいか(0〜10点の11段階)を測定したNPS(ネット・プロモーター・スコア)では、「+60.8」という極めて高い数値を記録しました。
NPSは、顧客ロイヤルティ(信頼度・愛着度)を測る世界的な共通指標であり、「推奨者の割合(%)」から「批判者の割合(%)」を引いて算出されます。一般的に日本のサービス業ではマイナスになることも多く、0を超えれば「良好」、50を超えれば「非常に優れている」と評価される中で、今回の「+60.8」は非常に高い評価と言えます。
これは、現地を訪れた方の満足度の高さが、次の来訪者を呼ぶ大きな力となっていることを示しています。

来訪者から寄せられた「今の阿蘇」への率直な感想
アンケートの自由記述欄には、事前の不安が払拭されたという安堵の声や、現地での温かいおもてなしに感動したというコメントが多数寄せられました。
-
「事前に被害状況の確認もでき、いつも通りの様子で安心しました!」
-
「ニュースを見て不安に思っていましたが、実際足を運んでみたら日常通りの風景でした。以前のように観光を楽しむことができました。」
-
「行ける場所を検索してみたらわりとどこでもOKだったので思いきってドライブに出てみました。全く心配いらなかったです。」
-
「こんな時に旅行するなんてと悩みましたが、現地の方々のあったかい人となりを知ることができ、本当に行って良かったです。」
-
「お店の方が元気に笑顔で営業されていて応援したいと思いました!!!」
-
「温泉があちこちにあり最高です。日ごろの忙しさを忘れリラックスできました。」
これらの声は、旅行者の皆様の笑顔と消費が、阿蘇にとって最大の復興支援となることを物語っています。

「安全・安心」を支える地域の取り組み
旅行者が「いつも通り」楽しめる背景には、地域ぐるみの実効性のある観光危機管理(安全対策)があります。阿蘇エリアでは、10年前の震災経験を活かした「観光危機管理」の仕組みを全域に広げています。
阿蘇各地の事業者では、災害時の対策を行うワークショップが実施されており、その様子をまとめた動画が新たに公開されています。
-
「【もっと安全、もっと楽しく】阿蘇 避難行動ワークショップ 編」では、内牧温泉(阿蘇市)の旅館にて、従業員一同と避難行動ワークショップを行い、災害発生時の対応手順を再確認しました。
-
「【もっと安全、もっと楽しく】阿蘇 水害・土砂災害ワークショップ 編」では、黒川温泉(南小国町)の旅館にて、山間地ならではの水害・土砂災害への備えについて確認しました。
取り組み紹介動画は、下記からもご覧いただけます。
-
特設サイト「もっと安全、もっと楽しく。今の阿蘇へ、ようこそ。」: https://2026.asotrip.info/
-
Youtubeチャンネル:阿蘇広域観光連盟: https://www.youtube.com/playlist?list=PLMUYl5ppuDIw
2026年9月1日に公開された特設サイトによる正確な情報発信に加え、今回のアンケート結果を通じた「旅行者のリアルな声」は、阿蘇観光への迷いを吹き飛ばす力強い後押しになることでしょう。
現在、「熊本ふっこう応援割(10月1日適用開始)」に先行して阿蘇7市町村が実施する「阿蘇ふっこう割」も好評受付中です。美しい大自然、あか牛をはじめとする絶品グルメ、そして心癒される温泉が、いつも通り皆様を待っています。
調査概要
-
調査名: 阿蘇エリア観光客WEBアンケート
-
調査主体: 阿蘇広域観光連盟
-
調査期間: 2026年9月9日〜9月16日(速報版)
-
調査対象: 阿蘇エリアへの来訪者(宿泊者・日帰り旅行者を含む)
-
有効回答数: 322件(速報値)


コメント