PUALIF分散型防災拠点フィールド実証プログラムについて
能登半島地震をはじめとする近年の大規模災害では、電気、水道、ガスといったライフラインの停止が被災住民に大きな負担をかけています。特に水道は、復旧に60日以上を要することがあり、これはライフラインの中でも特に長い期間です。貴重な飲料水を生活用途に使うことへのためらいや衛生面の不安が、避難生活の質を著しく低下させる一因となっています。
この実証プログラムでは、地域の井戸を活用し、災害時の給水手段を多重化することで、指定避難所や支援物資を補完する自律的な給水拠点の構築を目指します。検証は、平成9年(1997年)に民間施設を対象とした「災害時協力井戸」の登録制度を開始するなど、全国に先駆けて井戸のネットワーク化を進めてきた金沢市で行われます。
当日には、新開発された災害時浄水ユニット「PUALIF」を用いて、井戸水を生活用途に使える「飲めないが、キレイな水(=衛生用水)」へと浄化するデモンストレーションが行われます。また、地元住民や町会関係者、金沢市の村山卓市長らが参加し、住民体験型の給水訓練も実施されます。
実施概要およびスケジュール
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プログラム名: PUALIF分散型防災拠点フィールド実証プログラム 〜次世代給水拠点インフラのモデルケース構築〜
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日時: 2026年9月17日(木)15:00 – 16:30(受付開始 14:30)
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場所: 尾山神社(金沢市尾山町11-1)、金沢中央観光案内所(金沢市南町4-1金沢ニューグランドビル1F)
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主催: オルガノ株式会社、株式会社quantum
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協力: 金沢市
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主な内容:
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井戸水を用いた移動式小型浄水ユニットのデモンストレーション
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地域住民、地域防災会、ご臨席者参加による給水拠点設営、給水体験
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災害時利用に関する質疑応答、意見交換会
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雨天決行で、荒天時は一部プログラムを変更して室内実施が想定されています。また、9月30日(水)には、金沢市内の兼六温泉(金沢市暁町18-36)でも災害時浄水ユニットのデモンストレーションや、住民参加型の給水体験を中心とした実証が予定されています。詳細については、PUALIF公式ランディングページで案内されます。
災害時浄水ユニット「PUALIF(ピュアリフ)」について

「PUALIF」は、水処理の総合エンジニアリング企業であるオルガノのコア技術を基に開発された新しい移動式小型浄水ユニットです。糸巻フィルターと中空糸・活性炭フィルターにより、濁質や不純物、細菌類を低減します。日本国内に数多く存在する水源「井戸」に着目し、井戸水を、手洗いや食器洗い、身体を洗うなど、避難生活の質を左右する生活用途に特化した「飲めないが、キレイな水(=衛生用水)」へと浄化し、提供します。
フィルター1セットあたり累計約5,000リットルの衛生用水を提供することが可能で、交換用予備フィルター3セットが本体に同梱されています。これにより、避難生活における水の心配を軽減することを目指し、本格的な配備に向けた実証が行われています。
開発の背景と目的
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水道復旧長期化への課題意識: 近年の大規模災害において、ライフラインの復旧で最も時間を要するのが水道です。住民が給水車に長蛇の列を作る光景は、阪神・淡路大震災から約30年を経ても変わらぬ課題として残っています。
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衛生用水の不足が招く避難生活の質低下: 飲料水は支援物資として届くものの、手洗いや食器洗い、身体を洗うといった「生活用途(衛生用水)」としての使用はためらわれがちです。これが避難生活における衛生面の不安や質の低下を招く一因となっています。
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災害時浄水ユニット PUALIFによる避難生活のストレス軽減への挑戦: こうした課題を踏まえ、水処理の専門家であるオルガノの技術を基に、災害時に井戸水を衛生用水へと浄化する新しい災害時浄水ユニットのプロトタイプが共同開発されました。
関連情報
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PUALIF公式ランディングページ:
オルガノ株式会社について

1946年創業の総合水処理エンジニアリング企業です。半導体製造で求められる超純水の製造装置から、街のレストランやコンビニの浄水器、生活・工場排水をきれいにする装置まで、多岐にわたる水処理技術を展開しています。先端技術を駆使して水や環境に関わる課題に取り組み、未来をつくる産業と社会基盤の発展に貢献しています。
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公式サイト:
株式会社quantumについて

quantumは、クリエイティビティを軸にしたインキュベーション力で、新規事業開発、ベンチャークリエーション、ハンズオン投資によるグロース支援を行うスタートアップスタジオです。2016年の創業以来、100社を超える企業、大学などとインキュベーションを実践しています。
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公式サイト:


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