地域に根ざした「くらしDIY」と連携協定
カインズは「くらしDIY」をブランドコンセプトに掲げ、人々のくらしを豊かにするための商品やサービスを提供しています。同時に、地域のくらしを支える活動にも力を入れており、吉川市との包括連携協定もその一環です。この協定は、地方創生と市民サービスの向上を目指し、双方の資源を有効活用した共創活動を推進しています。今回の園芸用土回収サービスは、市民の身近な課題に寄り添いながら、地域の資源循環を促進する具体的な施策の一つです。
「園芸用土の水平リサイクルシステム」とは
カインズは、2021年に策定した「くみまち構想」に基づき、地域共生による課題解決と価値創造を目指しています。その代表的な取り組みが「園芸用土の水平リサイクルシステム」です。

このシステムは、家庭で不用になった園芸用土をカインズ店舗で回収し、園芸用土メーカーで焼成・殺菌処理を行った上で、「循環型培養土」として再生し、再びカインズ店舗で販売するという仕組みです。国内の土資源には限りがあるため、このような循環利用の仕組みづくりは重要な課題とされています。
2023年に京都府亀岡市との連携で開始されて以降、同様の課題を抱える自治体との協働が進み、現在では全国9店舗に導入されています。このシステムを導入した自治体からは「園芸用土の処分に関する市民からの問い合わせが減少した」という声が聞かれ、市民からも「捨てる場所がなく困っていたので助かった」といった好意的な意見が寄せられており、地域課題の解決に貢献しています。
この取り組みは、以下の賞を受賞するなど高く評価されています。
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2024年:環境省主催「グッドライフアワード」実行委員会特別賞
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2025年:グッドデザイン賞
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2025年:グリーン購入大賞農林水産特別部門「大賞」
今後もカインズは、自治体やメーカーと協働しながら、店舗を「まちのサーキュラーステーション」として位置づけ、地域課題の解決と持続可能な社会の実現に貢献していく方針です。
カインズ 吉川美南店での回収実証について
2026年2月21日(土)から、カインズ 吉川美南店にて本取り組みの実証事業が開始されます。市民が持参した不用な園芸用土は店舗で一時保管され、その後園芸用土メーカーで回収・再生処理が行われ、循環型培養土としてカインズ店舗で販売される予定です。吉川市は、市公式ウェブサイトなどを通じて市民への周知を行い、問い合わせ対応も実施します。
実証期間は2026年6月30日までとされており、この期間の結果を踏まえて本格運用への移行が検討されます。

サービスの利用にはカインズ会員登録(無料)が必要です。また、回収できるのは園芸用土のみであり、鉢底石や根などの異物は事前に取り除く必要があります。
吉川美南店の多様な「くみまち活動」
カインズ 吉川美南店では、園芸用土回収サービス以外にも、地域のくらしに寄り添う様々な機能を備えています。居心地の良い店舗空間や防災拠点としての各種設備、地域住民が集えるコミュニティスペースなどが挙げられます。12月のオープン以降は、体験を通じて「生きる力」を学べる「くみまち学校」や、地元の農業生産者が育てた新鮮な野菜を販売する「くみまちマルシェ」といった取り組みを展開し、多くの地域住民に利用されています。
カインズは今後も、吉川市をはじめとする地域の皆さまと共創・連携しながら、地域の活性化と発展に資する活動を継続していくとしています。
「くみまち構想」の詳細については、以下のサイトで確認できます。


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