スマートフォンの普及状況と利用形態
調査によると、現在利用している携帯電話は「スマートフォン」が99.3%と圧倒的多数を占めています。この結果は、シニア層においてもスマートフォンが生活のインフラとして広く普及していることを示しています。

携帯会社別では「NTTドコモ」が43.8%と最も多く、次いで「au(KDDI)」(18.8%)、「ソフトバンク」(12.4%)が続きます。大手キャリアの利用が中心であるものの、Y!モバイルやUQモバイルといったサブブランドや格安SIMへの広がりも見られます。

月額料金については、「3,000円~5,000円未満」が30.5%と最も多く、中価格帯に集中しています。しかし、「10,000円以上」を支払っている層も11.7%存在し、料金に対する不満が後述の困りごとで上位に挙げられています。

スマートフォンの主な使い方としては、「LINE(メッセージ・通話)」が95.4%と突出しており、「写真・カメラ」(72.0%)、「電話」(70.6%)、「インターネット検索」(56.6%)が続いています。普段よく利用するアプリ・サービスでも「LINE」が94.9%と最も高く、人とのつながりや日常情報の取得に不可欠なツールとなっていることがわかります。


通話方法は「LINE通話がほとんど」(42.3%)が最多で、従来の電話番号での通話とほぼ同等に利用されています。通話頻度も「2~3日に1回程度」(27.2%)、「1日複数回」(26.9%)と高く、日常的なコミュニケーションツールとして定着しています。


インターネットや動画の利用時間については、「30分未満」(30.3%)が最も多く、「利用しない」層も19.9%存在します。連絡や基本機能に利用する一方で、情報消費や動画閲覧までは浸透していない層も一定数いるようです。

シニア層が抱えるスマートフォンの課題
高い普及率とは裏腹に、スマートフォンの操作に対して「少し不安がある」(57.3%)と「とても不安がある」(13.8%)を合わせると7割超のシニア層が不安を抱えていることが明らかになりました。「とても慣れている」と回答した人はわずか2.0%に留まっています。

具体的な困りごととしては、「料金が高い」(40.7%)、「操作方法が分からない」(39.9%)、「困った時に相談できない」(31.9%)が上位を占めています。料金や操作だけでなく、困った際のサポート体制への不満も根強く存在することがうかがえます。

携帯会社に求められるサービス
シニア層が携帯会社に求めるサービスでは、「料金の安さ」(73.5%)が最も重視されています。それに加えて、「分かりやすいプラン」(45.1%)、「店舗や対面サポート」(37.3%)、「初期設定や使い方のサポート」(35.1%)といった、分かりやすさや手厚い支援体制が強く求められています。価格競争だけでなく、対面でのきめ細やかなサポートが、シニア層の満足度向上と継続利用の鍵となるでしょう。

調査の総評と今後の展望
今回の調査結果から、シニア層のスマートフォン利用は「普及の段階」から「安心して使い続けてもらう段階」へと移行していることが示唆されました。今後は、単に安価なプランを提供するだけでなく、利用者が納得できる料金設定、分かりやすい説明、そして困った時に頼れる対面サポートや伴走支援まで含めた包括的なサービスが求められます。
より詳細な調査レポートは、以下のページで公開されています。
調査概要
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調査方法: ネットリサーチ
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調査地域: 全国
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対象者: 「コスモラボ」のアンケートモニター
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回答総数: 1716名
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調査対象期間: 2026年4月22日
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