全国撮影地人気ランキング2025、長野県が6年連続の首位を堅持
日本最大級のSNS写真コミュニティを運営する東京カメラ部株式会社は、2020年以降毎年開催しているフォトコンテスト「日本写真100景」の応募データを基に、「写真好きによる日本全国の撮影地人気ランキング2025」を発表しました。この調査は、2020年から最新の2025年までの延べ122,638作品のデータを分析したものです。
調査結果によると、長野県が2020年の調査開始以来、6年連続で応募数1位を獲得し、写真撮影の聖地としての地位を不動のものにしています。四季折々の豊かな自然が、常に多様な撮影機会を提供していることが、その人気の理由と考えられます。

2025年単年のランキングでは、長野県に続き、2位に京都府、3位に東京都、4位に滋賀県、5位に北海道がランクインしました。これらの地域は、写真愛好家から根強い人気を誇る撮影スポットを多数有しており、常に上位を占めています。
山形県が過去最高の7位に急浮上、その魅力とは
今回のランキングで特に注目されるのは、山形県の躍進です。2024年以前はトップ10圏外だった山形県が、2025年単年で7位へと大きく順位を上げました。この背景には、銀山温泉や蔵王の樹氷といった冬の象徴的な景観に加え、鉄道、朝霧、鶴岡の桜、花火大会など、季節を通じて多様なテーマでの作品数が増加していることが挙げられます。
また、山形県への応募者数も年々増加しており、一人当たりの応募枚数も大幅に増えたことから、山形県の幅広い地域の魅力が写真愛好家の間で再発見され、撮影者の「目的地」として定着し始めていることが推測されます。
地域の「認知・新規ファン」の広がりを示す応募者数(UU)の変化
2020年と2025年の応募者数(ユニークユーザー数)を比較すると、地域の「認知・新規ファン」の広がりが見えてきます。特に、増え幅(%)のトップ5には東北エリアの県が多くランクインしました。

宮城県、秋田県、山形県では、撮影者数が1.5倍から2.1倍に増加しています。宮城県は宿泊者数の増加も背景にあると考えられますが、山形県や秋田県については、宿泊数の伸びが相対的に緩やかなため、旅行宿泊動機とは異なる、写真愛好家視点での魅力が徐々に広まっていると考えられます。
また、鳥取県も2020年から応募者数が倍以上に増加しており、冬の大山や鳥取砂丘を中心に、地域の営みに愛着を持つ撮影者が増えている様子が伺えます。
ファンの「熱量・深掘り度」を示す一人当たりの応募枚数の変化
一人の応募者がその県で何枚の作品を応募したか、つまり、どれだけ多角的にその県を撮ったかを比較することで、ファンの「熱量・深掘り度」を測ることができます。

大分県では応募者数が安定している一方で、一人当たりの応募枚数が249%と大きく伸びています。これは、熱心なリピーターや滞在型の撮影者が増えていることを示唆しています。山形県も応募者数と一人当たりの応募枚数が共に倍増しており、1箇所だけでなく県内を周遊して複数のスポットを撮影する「ディープなファン」が増加していると考えられます。茨城県や沖縄県も同様に、コアなファンが育っている傾向が見られます。
調査方法と東京カメラ部の取り組み
この調査は、東京カメラ部が主催するフォトコンテスト「日本写真100景」への応募作品を対象とし、地域の魅力発見および自治体・観光業従事者のマーケティング支援を目的に実施されました。2020年から2025年までの期間で、約122,638件の応募作品が分析されています。
東京カメラ部株式会社は、累計7,700万枚を超える投稿データを活用し、自治体や企業向けに観光DX・地域ブランディングを推進するソリューションを提供しています。データ分析に基づく潜在的観光資源の発掘、ファンを巻き込むフォトコンテスト企画、総フォロワー数約576万人のネットワークを通じた情報拡散など、多角的な支援を行っています。
関連情報
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2021年〜2025年の歴代100景入賞作品は以下のリンクからご覧いただけます。
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現在、「日本写真100景〈四季〉2026」フォトコンテストも開催中です。
- 日本写真100景〈四季〉2026フォトコンテスト
(募集期間:〜2026年03月17日(火) 15:00まで)
- 日本写真100景〈四季〉2026フォトコンテスト
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東京カメラ部株式会社の地方創生(地域支援プロジェクト)に関する情報は以下をご覧ください。


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