JTBとBounceがシステム連携を開始、訪日外国人観光客の「手ぶら観光」を促進し宿泊施設の業務負荷を軽減

旅行

連携の背景

近年、訪日外国人観光客の増加に伴い、大型手荷物を持った移動が増加しています。これに伴い、「手ぶら観光」へのニーズが急速に高まっています。一方で、宿泊施設では、多言語での配送手配や伝票記入といった手荷物対応業務が煩雑化し、オペレーション負荷の増大が大きな課題となっていました。

連携の目的と提供サービス

今回のシステム連携は、訪日外国人観光客の利便性向上と宿泊施設の業務負荷軽減を両立させることを目的としています。訪日外国人観光客は、使い慣れたグローバルアプリ『Bounce』上で、多言語での案内から手配・決済までを完結できるようになります。これにより、自身のスマートフォンのみで手荷物の配送手配が行えます。

宿泊施設側では、フロントでの煩雑な案内や伝票手続きが不要となり、集荷の配送員へ手荷物を引き渡すだけで対応が完了します。このサービスは2026年9月の開始を予定しており、本日より「東京・京都・大阪エリア」の宿泊施設を対象に、先行導入の案内および募集が開始されています。

JTBとBounceのシステム連携により、手荷物配送の利便性が向上し、宿泊施設の業務負荷が軽減される様子

提供サービスの詳細(2026年9月提供開始予定)

訪日外国人観光客は、『Bounce』アプリ内で「Bounceデリバリー」を選択し、預け先、配送日、届け先(宿泊施設や空港)、荷物の個数を入力し、アプリ内で決済を済ませるだけで手配を完了できます。

主なサービスは以下の2つです。

  • 東海道新幹線を活用した「当日長距離配送」(ゴールデンルート対応)
    東京〜京都・大阪間などの都市間移動において、朝に預けた手荷物を、夕方以降に別の都市の宿泊施設で受け取ることができます。

  • 到着・帰国時に便利な「当日空港配送」
    東京23区内で預けた手荷物を直接羽田または成田空港へ配送し、搭乗前に空港のカウンターで受け取れるサービスです。

各社の役割

この連携では、「手荷物預けアプリがそのまま荷物配送窓口になる」仕組みを実現するため、両社が以下の役割を担います。

  • JTB(配送インフラと連携システムの提供)
    東海道新幹線による都市間の当日配送や、空港への直接配送に関する実務手配を行います。また、パートナー企業がこの配送網をスムーズに利用するための連携システムを提供します。

  • Bounce(旅行者の予約窓口と多言語対応)
    世界中の訪日旅行者が使い慣れた手荷物預けアプリ『Bounce』上に、手荷物配送の予約画面を提供します。予約の受付から多言語でのカスタマーサポート、決済まで、訪日旅行者との接点(窓口業務)を全面的に担います。

『LUGGAGE EXPRESS』について

『LUGGAGE EXPRESS』は、JTBが展開する手荷物配送プラットフォームです。東海道新幹線を活用した都市間配送や、空港への直接配送といった物流インフラをシステム化し、国内外のさまざまな旅行サービスとスムーズに連携できる仕組みを提供しています。旅行者に「手ぶら観光」の価値を提供することで、利便性の向上とオーバーツーリズム課題の解決を目指しています。

詳細はこちらをご覧ください:
https://www.luggage-express-service.com/

『Bounce』について

『Bounce(バウンス)』は、旅行中や外出先で荷物を一時的に預けたい方と、空きスペースを有効活用したい店舗・施設をつなぐ、世界最大級の手荷物預かりプラットフォームです。2019年に米国サンフランシスコで創業し、現在は世界4,000都市・32,000拠点以上で展開しています。日本国内では東京・大阪・京都・福岡など650都市・5,500拠点以上でサービスを提供しています。

詳細はこちらをご覧ください:
https://ja.bounce.com/

今後の展望

今後は、民泊プラットフォームなどへの連携アプローチも強化していく予定です。旅行のあらゆるタッチポイントで手荷物配送の選択肢を提供するプラットフォーム展開を加速していくことでしょう。

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