@cosmeが発掘する2026年7月の最新コスメトレンド:夏の肌悩みに応える「保水」ケアから「メラニン毛穴」対策まで

ファッション・美容

@cosmeが発掘する2026年7月の最新コスメトレンド:夏の肌悩みに応える「保水」ケアから「メラニン毛穴」対策まで

日本最大のコスメ・美容の総合サイト「@cosme」は、ユーザーから投稿された膨大なクチコミデータに基づき、今後の美容トレンドの兆しを発掘するニュースレター「@cosmeのトレンドの芽」の2026年7月版を公開しました。国内外4万以上のブランド、42万点以上のコスメ商品データベースと、累計約2,400万件にのぼるクチコミ数を誇る@cosmeだからこそ見えてくる、最新の美容動向について詳しくご紹介します。

@cosmeロゴ

2026年7月版 最新トレンド分析

@cosmeに投稿された約9万件の購入品クチコミ(自身で商品を購入して使用した際のクチコミ)の中から、2026年4月に初登場したワードや、出現率が大きく伸長したワードがピックアップされました。これらのワードから、消費者の新たなニーズや美容意識の変化が見えてきます。

1. 夏の「油田肌」は内側が乾いている?注目は保湿ではなく「保水」ケア

本格的な夏を前に、皮脂によるテカリを抑えるアイテムへの関心が高まっています。クチコミでは、過剰な皮脂分泌を指す「油田肌」というワードの出現率が前月比3.6倍に伸長しました。同時に、「保水」というワードも前月比2.4倍、前年同月比2倍に伸びています。これは、表面を覆って水分の蒸発を防ぐ「保湿」だけでなく、肌の内部に水分を蓄えるケアを求める声が増えていることを示唆しています。気温上昇による皮脂悩みとエアコンによる乾燥など、異なる肌トラブルが同時に起こるこれからの季節には、ベタつかずに潤う「保水」アイテムが選ばれていくことでしょう。

スキンケアトレンド:保水と油田肌

保水ケア製品

2. 年々暑くなる日本の夏 「冷んやり感」への支持広がる

肌に清涼感やリフレッシュ感をもたらすアイテムは、これまでボディケアが中心でしたが、近年はスキンケア、メイク、ヘアケアへとそのバリエーションを広げています。こうした「ひんやりコスメ」の広がりを受け、クチコミでは「冷んやり感」というワードの出現率が前月比11.8倍、前年同月比2.9倍と大幅な伸びを見せました。ひんやりとした清涼感や火照った肌をクールダウンさせる効果が支持されており、「朝のメイク前」や「通勤時間」など、様々な生活シーンでの活用が見られます。年々厳しさを増す日本の夏を快適に乗り切るために、心地よい清涼感で気分までリフレッシュさせるアイテムは、今後より一層定着していくでしょう。

スキンケアトレンド:冷んやり感

冷んやりコスメ製品

3. 毛穴悩みは”原因別”へ 「メラニン毛穴」に注目

紫外線量が増えるこの時期、クチコミでは、紫外線や摩擦などのダメージによって毛穴周りにメラニン色素が沈着した状態を指す「メラニン毛穴」というワードが前月比4.0倍に伸長しました。毛穴ケアへの意識が年々高まるなか、単に「毛穴の悩み」とひとくくりにするのではなく、原因や状態を踏まえて細分化した表現を用いながら、ニーズに合ったケアを選択する消費者の美容リテラシーの高まりがうかがえます。

スキンケアトレンド:メラニン毛穴

メラニン毛穴ケア製品

4. 日焼け止めは塗る場所や形状で選ぶ時代?パーツやシーンごとに使い分ける最新UVケア事情

日焼け対策への意識が高まるなか、利用シーンやパーツに応じたUVケアの細分化が進んでいます。唇用の日焼け止めが発売された影響もあり、「サンカット」というワードが前月比3.7倍に伸長しました。これまで見落とされがちだった唇などの細かなパーツまでケアする意識の広がりが見られます。また、手軽な塗り直し手段として「UVパウダー」への注目も高まり、同ワードの出現率は前月比2.7倍となりました。メイクの上から使える手軽さやカバー力、コスパの良さなどが評価されており、日焼け対策が日常化するなかで、より多様なUVケアが広がっていくでしょう。

ベースメイクトレンド:UVパウダーとサンカット

UVケア製品

5. 肌の熱中症対策!?夏の朝は”肌を冷やしてからメイク”が新美容ルーティン

クチコミでは「メイクノリの良さ」が、ベースメイクだけでなく、その前のスキンケア工程でも語られています。クレンジング、化粧水、シートマスク、日焼け止めなど、様々なアイテムで評価されており、ベースメイク前の肌状態を整えるケアへの意識の高まりがうかがえます。特に、シートマスクで肌を冷やして整えることで、ベースメイクがなじみやすくなり、メイクノリが良くなったという声が多く見られました。夏のスキンケアでは、肌温度を下げて火照りを抑え、快適な肌状態を保つ、いわば“肌の熱中症対策”ともいえるケアへの関心が高まっています。ひんやりとしたケアで土台を整え、メイク前の肌をベストな状態へ導くスキンケアは、今後さらに広がりを見せるかもしれません。

ベースメイクトレンド:肌温度とメイクノリ

肌冷やしケア製品

6. ミニで試して、大容量へ? 賢い買い方に注目

人によって合う・合わないがある化粧品だからこそ、「ミニサイズコスメ」でお試しする需要が広がる一方で、「大容量アイテム」への支持も集まっています。クチコミでは「なんといっても500mlという大容量がほんとにうれしい」や「500mlの大容量でこの安さ」といった声が見られ、「500ml」というワードの出現率が前月比2.2倍、前年同月比3.6倍に伸長しました。顔だけでなくデコルテや身体全体にも惜しみなく使える大容量さと、コストパフォーマンスの高さが評価されているようです。物価高が続く今、失敗を防ぐためにまずはミニサイズで試し、気に入ったアイテムを大容量で購入するといった消費スタイルが、今後広がっていくことでしょう。

その他トレンド:500ml容量

大容量化粧水

@cosme【日焼け止め・UVケア(顔用)】クチコミランキング

気温の上昇とともに紫外線量も増え、本格的なUV対策が欠かせない季節となりました。そこで今回は、2026年4月9日から2026年7月8日までの集計期間における@cosmeの「日焼け止め・UVケア(顔用)」クチコミランキングが紹介されています。ランキングでは、UVカットに加えてトーンアップや化粧下地機能を備えたアイテムが多数ランクインしました。

特に、グリーン・ローズ・ベージュなどのコントロールカラー機能を持ち合わせたSK-IIのCCクリームや、トーンアップしながら毛穴や色ムラなどをカバーしてくれるアスタリフトの化粧下地など、肌悩みを補整しながら紫外線対策ができる商品が支持されています。強い日差しに備えるだけでなく、1本で何役もこなすアイテムの進化は、朝のメイク時間の効率化にもつながりそうです。

また、アネッサはジェルタイプとミルクタイプの両方がTOP10入りしており、利用シーンや好みの使用感など、自分に合ったものを選んでいることがうかがえます。

日焼け止め・UVケア(顔用)クチコミランキング

トレンド分析を支える「リサーチチーム」

「@cosmeのトレンドの芽」は、@cosmeの膨大なデータ群を分析し、マーケティングに活用する「リサーチチーム」によって作成されています。2,400万件を超えるクチコミやアクセスデータ、意識調査、インタビューを通して、最新の生活者動向に触れ続けている専門家が、毎月のトレンドを分析・ピックアップしています。

リサーチチームの人物

リサーチプランナーの最新コラムはこちらからご覧いただけます。

コメント