出版の背景とフィジカルAIの重要性
これまでのデジタル革命は、主に「画面の中の情報」の最適化を進めてきました。しかし、世界のGDPの約9割は、製造や物流といった物理世界の経済活動から生み出されています。生成AIの登場によりデジタル空間の効率化が加速する中で、次に大きな成長が期待されているのが、この物理世界(フィジカルエコノミー)を自律化・知能化する「フィジカルAI」です。
本書は、AIが「身体」を獲得し、労働や産業の構造を根本から変革しようとする最前線を、現役のベンチャーキャピタリストの視点から鮮明に描き出す入門書となっています。ロボット基盤モデル、エッジ半導体、ヒューマノイド、RaaS(Robot as a Service)、現場データのモート(参入障壁)、産業別の応用、そして日本企業の勝ち筋まで、ビジネスパーソンや投資家が今知っておくべき論点が、60分で全体像を把握できるよう分かりやすく整理されています。
著者が書籍に込めた想い
日本では、工場、物流、建設、医療・介護などの現場で、働き手の不足や熟練技術の継承が深刻な課題となっています。フィジカルAIは、単なるロボットの進化にとどまらず、人口減少社会においても社会の供給力を維持し、日本の産業を再び成長軌道に乗せるための新たな「労働インフラ」となる可能性を秘めています。
デジタル領域では海外企業が主導権を握る中、日本には精密機械、制御技術、ものづくり、そして現場に蓄積された暗黙知といった世界に誇れる強みがあります。世界のAIの「知能」と日本の技術・現場ノウハウを融合させることで、日本がフィジカルAI時代の社会実装をリードできると期待されています。
本書は、フィジカルAIを一部の技術者だけのテーマではなく、これからの事業、投資、キャリア、そして日本の未来を考える上で重要なビジネス教養として、多くの人々に捉えてほしいという著者の願いが込められています。
こんな方におすすめ
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ビジネスパーソン:製造、物流、農業、医療、小売業などに従事し、「フィジカルAI」が自社ビジネスに与える影響を知りたい方。
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個人投資家・知的好奇心旺盛な方:AI関連産業で次の投資先を探している方、最新のテクノロジートレンドを短時間で把握したい方。IT技術に詳しくない方でも安心して読み進められるよう配慮されています。
書籍情報
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タイトル:60分でわかる! フィジカルAI 最前線
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著者:頼 嘉満
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出版社:技術評論社
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発売日:2026年8月6日(木)
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定価:1,650円(本体1,500円+税10%)
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ISBN:
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紙版: ISBN978-4-297-15803-3
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電子版: ISBN978-4-297-15804-0
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Amazon商品ページ:https://www.amazon.co.jp/dp/4297158035
目次
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第1章:変革の潮流 なぜ今、物理世界に知能が必要なのか
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第2章:アーキテクチャの全貌 フィジカルAIを形作る「脳」と「体」
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第3章:社会実装の最前線 産業別に現場の課題を解く
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第4章:汎用労働力の最前線 ヒューマノイドを巡る世界覇権争い
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第5章:持続的競争優位の戦略 勝ち続ける企業のビジネスモデル
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第6章:今後の展望 日本企業の「逆襲」とこれからのキャリアパス
著者プロフィール

頼 嘉満(Chiamin Lai)
国際基督教大学を卒業後、日欧市場でのDX・業務改革プロジェクトを経て、戦略コンサルティングファーム モニター・グループに参画。製造業・ヘルスケア・消費財セクター等における経営戦略立案およびアジア市場進出プロジェクトの統括責任者を務めました。DCM Venturesではfreeeなどのスタートアップへの投資実行や海外スタートアップの日本進出支援を担当。中国スタートアップHappy Elementsでは、取締役兼日本代表として約100名の組織を率い、日中市場における新規事業の立ち上げを統括しました。
現在は、フィジカルAI・インダストリアルAIを投資テーマに、アーリーステージのスタートアップへの投資を行っています。代表的な投資先にZen Intelligence、匠技研工業などがあります。米国・中国・日本のフィジカルAI動向を横断的に分析し、NewsPicks「電脈イースト」で産業現場への実装に向けた示唆を発信しています。
IEビジネススクールMBA、MIT-Zaragoza サプライチェーンマネジメント修士を保有。日本ベンチャーキャピタル協会(JVCA)理事も務めています。
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Xアカウント:@chiamin_lai
推薦コメント
本書には、各界の著名人から推薦コメントが寄せられています。
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キャシー松井 氏(MPower Partners、ゼネラルパートナー)
「AI革命の次なる舞台は、デジタル空間ではなく現実世界です。世界GDPの約9割を占める物理経済がフィジカルAIによって変わろうとしている今、その潮流を理解することは経営者にも投資家にも不可欠です。本書は、労働力不足や産業構造の変化、新たな資本の流れを鋭く読み解き、次の時代を見通す視座を与えてくれます。未来の産業地図を知りたいすべての方に強くお薦めします。」 -
茶圓 将裕 氏(株式会社デジライズ 代表)
「毎日AIを追いかけている僕でも、フィジカルAIだけは全体像を掴みきれずにいた。それがこの60分で解決した。次の主戦場を最短で理解したい人に、迷わず薦める。」
ファーストライト・キャピタル株式会社について
ファーストライト・キャピタルは、「人口減少社会の新産業創出」をテーマに掲げ、AI・SaaS・フィジカルAI・地域インフラ・危機管理領域のスタートアップに投資するベンチャーキャピタルです。日本の人口減少に伴う社会課題の解決に挑むアーリーステージのスタートアップに対し、投資と成長支援を行っています。起業家と事業の成長プロセスを、リアルな事業経験を基にリードし、投資先のビジョン実現をサポートしています。
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会社名:ファーストライト・キャピタル株式会社
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所在地:東京都港区愛宕二丁目5番1号 愛宕グリーンヒルズMORIタワー35階
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代表:代表取締役 岩澤 脩
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設立:2018年2月16日


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