Web制作会社で非エンジニアが業務システムを内製開発 if「AI駆動開発研修」導入事例公開

ビジネス

Web制作会社における非エンジニアの内製開発事例

今回公開された事例では、Web制作を手がける中小企業A社において、プログラミング未経験のAI推進担当者が研修を受講しました。2026年5月に開始された週1回・約2ヶ月のオンライン伴走研修を通じて、担当者は自社の業務システムを内製する段階に到達しました。

AI駆動開発研修 導入事例

導入の背景:社内システムの課題解決と内製化への挑戦

A社はWeb制作を主力事業としていますが、社内システムの開発を専門とするエンジニアは在籍していませんでした。そのため、顧客管理や日報などの社内業務は、既存の外部ツールと手作業の組み合わせに依存していました。外部システムの導入やカスタマイズには費用がかかる上、自社の業務に完全に合致するシステムを見つけることは困難でした。

こうした課題に対し、A社は「担当者自身がAIを使って開発できるようになる」という第三の選択肢を選び、ifのAI駆動開発研修を導入しました。研修では、実際に自社で使用する業務システムを教材として開発を進める形式が取られました。

研修の成果:短期間でのWebアプリ公開と業務システムの内製構築

研修開始からわずか3週目で、プログラミング未経験の受講者は自作のWebアプリをデプロイし、インターネット上に公開することに成功しました。約2ヶ月の研修期間を経て、以下の成果を上げています。

AI駆動開発研修 導入事例 非エンジニアの内製開発ロードマップ

  • Webアプリのデプロイ・公開: 研修3週目で自作Webアプリをインターネット上に公開。

  • 日報アプリの内製化: カレンダー表示、月間項目別割合表示、連動プルダウン、マスター編集、検索機能などを実装し、2026年7月時点で社内テスト運用を開始する段階にあります。

  • 顧客管理・見積請求書・定期処理の内製構築: 外部CRMツールからの置き換えも視野に入れ、自社の業務に合わせた社内システム群の構築を進めています。

  • 実務に即した機能の追加: 市販ラベル用紙に対応したタックシール印刷機能など、既製システムでは対応が難しい細かな実務機能も自ら追加しました。

  • 費用対効果の判断能力向上: 外部サービスの導入検討時にも、自ら試算・比較して導入可否を判断できるようになりました。

  • 全社的なAI活用への発展: 受講者の成果をきっかけに、同社では合計4コースの研修が受講され、全社的な生成AI活用の議論へと発展しています。

受講者からは「プログラミング経験がなく戸惑うことも多かったが、AIがすぐに作ってくれることに驚いた。一人では無理だったと思う」といった声が寄せられています。また、講師からは「AI駆動開発では、アプリの初期構築が体感では5〜10時間で形になるスピード感がある。大事なのはツールの操作よりも、『自社の業務をどう分解してAIに伝えるか』だと改めて実感した」とのコメントがありました。

AI駆動開発研修 導入事例 — 内製システム構成

AI駆動開発研修の特長

AI駆動開発研修は、CursorやClaude CodeといったAI開発ツールを活用し、受講者の実業務を題材に業務システムの内製開発を習得する法人向け研修です。受講者の業務内容やスキルレベルに合わせてカリキュラムが個別に設計され、環境構築から設計、実装、デプロイ、運用までを講師が伴走します。本事例では、個別形式で週1回、約2ヶ月間のオンライン伴走で実施されました。

人材開発支援助成金の活用について

AI駆動開発研修は、要件を満たす場合、人材開発支援助成金の活用対象となる可能性があります(2026年7月時点)。助成金の申請手続きに関する相談も無料で受け付けています。ただし、適用可否や助成率、金額は企業ごとの区分や要件によって異なり、助成金の受給が保証されるものではありません。

今後の展開:全社的なAI活用支援へ

ifは2025年4月にAI駆動開発研修の提供を開始して以来、生成AI研修やClaude Code業務自動化研修などを法人向けに展開してきました。今回の導入事例公開は、実企業での成果を公表する初の試みであり、「専任エンジニアがいない会社でも業務システムを内製できるのか」という問いに対し、具体的な事例で回答していく方針です。

また、研修だけでなく、生成AIトータル支援サービス「if AI Partner」を通じて、企業の全社的なAI活用を戦略立案から環境構築、研修、定着支援まで一貫してサポートしていく予定です。

関連情報

無料相談や資料請求も受け付けています。詳細については、上記リンクからご確認ください。

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