中古マンションが新築の2.2倍に 「メンパ志向」が住まい選びの新潮流に

ライフスタイル

中古マンションが新築の2.2倍に 「メンパ志向」が住まい選びの新潮流に

リノベる株式会社は、ワンストップリノベーションサービス「リノベる。」の利用実績をまとめた「リノベる。ユーザーレポート」を発表しました。このレポートは、中古マンション購入とリノベーションを検討するユーザーの最新トレンドを詳細に分析しています。

中古マンション市場の動向と購入層の変化

2025年の首都圏新築分譲マンション販売戸数は、1973年のオイルショック以降で最小となる21,962戸を記録しました。一方で、中古マンションの成約件数は49,114戸に達し、新築マンション供給戸数の2.2倍となりました。このデータは、住まい選びにおいて中古マンションが重要な選択肢となっている現状を示しています。

新築マンション供給戸数と中古マンション成約件数の推移

今回の調査では、「新築並行検討層」が年々減少しており、8割以上のユーザーが最初から中古マンションを第一希望として選択していることが明らかになりました。これは、中古マンションやリノベーションが、より身近な選択肢として広く認識されていることを示唆しています。

新築並行検討層の減少

住まい選びの新潮流「メンパ志向」

近年、AIの急速な普及による情報過多や、インフレ、金利上昇といった経済状況から、生活に対する不安が高まっています。こうした背景から、選択疲れや心理的ストレスを減らし、精神的な平穏や心地よさを最優先する「メンパ(メンタルパフォーマンス)志向」が広がっています。

メンパ志向の概念図

このメンパ志向は、住まい選びの意思決定にも大きな影響を与えています。ユーザーは「正しい選択をしたい」「資産を持って安心したい」「QOL(クオリティ・オブ・ライフ)・ウェルビーイングを高めたい」といったニーズを強く持っており、これらのニーズに応えるソリューションへの需要は今後ますます高まるでしょう。

ユーザー層と物件の傾向

築年数

首都圏における成約物件の引き渡し時の平均築年数は「築36.5年」でした。これは市場平均の築26.6年と比較して、比較的築年数が経過した物件が選ばれていることを示しています。エリア、広さ、予算を重視する上で、築年数が選択肢を広げる要素となっていると考えられます。古い物件を選ぶ際には、耐震性、管理状況、修繕計画、住宅ローンの利用可否などを確認することが重要です。

市場とリノベるの築年数比較

家族構成と年齢

家族構成では、夫婦&パートナー世帯が40.1%を占め、購入の必然性が高いファミリー世帯の割合が34.0%と増加傾向にあります。また、ユーザーの年齢層では30代が半数を占めるものの、20代の割合が14.6%に増加しており、若年層の持ち家率が過去最高に達している状況と一致しています。インフレ下で「住宅の早期取得が合理的」「資産を持って安心したい」という考え方が広がっていることが背景にあると考えられます。

家族構成の推移

年齢層別構成比の推移

リノベーション費用、エリア、面積

平均リノベーション費用は、フルオーダーが1,856万円(税込)、セレクテッドリノベーション「The R. by RENOVERU」が1,232万円(税込)という結果になりました。フルオーダーの費用は前年比で236万円(14.6%)増加しており、資材や人件費の上昇に加え、内装・住宅設備・間取り・性能へのこだわりが反映されていることがうかがえます。多くの人が「日常の充実」にお金をかけたいと考えており、リノベーションを日常を充実させ、ウェルビーイングを高めるための投資と捉えるユーザーが増加しています。

リノベーション費用比較

購入で実現したい生活があるユーザーの割合

物件購入エリアでは、東京都が58.1%と高いシェアを維持しつつも、神奈川県が26.6%、埼玉県が10.9%と割合が増加しています。通勤に便利な周辺エリアも検討範囲に入れる人が増えている傾向が見られます。

物件購入エリア割合

平均面積は全体で70㎡とやや上昇しており、首都圏では67.2㎡を確保しています。これは新築分譲マンションの首都圏平均面積(61.8㎡)よりもゆとりある住まいを選べていることを示しています。

平均面積の推移

新築とリノベーション物件の面積比較

賃貸への意識と購入のきっかけ

購入のきっかけとして、「家賃がもったいない」が57.0%(2021年比約1.4倍)、「資産形成のため」が24.2%(2021年比約1.9倍)と大幅に増加しました。賃料の上昇を背景に、住居費を掛け捨てではなく、資産として捉える意識が広がっていると考えられます。また、「QOLも高められる中古マンションリノベーションが合理的」と考えるユーザーも増えています。

購入きっかけの割合増加

メンパ志向に応えるワンストップリノベーションサービス

リノベる株式会社のワンストップリノベーションサービスは、メンパ志向に応えるため、以下の3つのポイントで住まい選びをサポートしています。

  • 「正しい選択をしたい」に応えるカウンセリング
    どう暮らしていきたいかという本質的な判断軸を整理し、ユーザーに寄り添ったカウンセリングを提供します。

  • 「資産をもって安心したい」に応える物件選定
    将来性や資産性、金利上昇等のリスク耐性までを見据えた「将来のための住まい選び」をサポートします。

  • 「QOL・ウェルビーイングを向上させたい」に応えるリノベーション
    自分らしいライフスタイルを実現するリノベーションで、日常の暮らしの質を高めます。

ワンストップリノベーションサービスの説明図

リノベるでは、中古物件購入とリノベーションについて知ることができる無料の個別相談会を随時開催しています。住まい選びの疑問や悩みを相談したい方は、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。

調査概要

  • 対象サービス: 中古マンション購入+リノベーションのワンストップサービス「リノベる。」

  • エリア: 直営(首都圏・関西・東海の主要エリア)

  • 期間: 2023年4月~2026年3月


参考情報

コメント