国際女性デー2026に2万人が走る!「ホワイトリボンムーブメント」でザンビアと日本の性暴力根絶を目指す

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国際女性デー2026:「ホワイトリボンムーブメント」が全国で始動

毎年3月8日の「国際女性デー」は、女性の権利と世界平和を考える日として世界中で祝われています。この重要な日に際し、国際協力NGOである公益財団法人ジョイセフは、すべての女性の健康と尊厳、そして性暴力のない社会の実現を目指し、『ホワイトリボンムーブメント2026』を全国で展開します。

本ムーブメントは、2月22日(日)の「大阪マラソン2026」を皮切りに、「東京マラソン2026」「名古屋ウィメンズマラソン2026」など全国6つの主要マラソン大会と、ジョイセフが主催する『ホワイトリボンラン』が連携します。合計延べ2万人もの参加者がホワイトリボンの「パワーステッカー」を身につけて走る、日本最大級のチャリティアクションです。

ホワイトリボンアクション

『ホワイトリボンムーブメント2026』のテーマ

2026年の『ホワイトリボンムーブメント』は、以下の二つのテーマを掲げ、アフリカのザンビアと日本の二カ国で「性暴力の現実」に向き合います。

  • ザンビア:ジェンダーに基づく暴力をなくそう

  • 日本:性暴力をなくそう

ザンビアの女性を支援する背景

近年、世界では人権やジェンダー平等に対する姿勢が後退する「保守化の流れ」が顕著です。特にザンビアでは、これまで保健医療や女性支援を支えてきたアメリカUSAIDからの支援が大幅に縮小しました。これにより、性暴力被害を受けた女性や少女が、医療・心理・法的支援につながることが困難になり、妊産婦保健やリプロダクティブ・ヘルスの現場は深刻な資金不足に直面しています。

ジョイセフは、このようなザンビアの危機的な現状を目の当たりにし、本ムーブメントを通じて、一人でも多くの人々に現状を伝え、ホワイトリボンで連帯してチャリティアクションを起こす機会を提供します。

アフリカの女性と子供

日本における性暴力対策の必要性

日本でも性暴力は決して例外的な出来事ではありません。多くの場合、家庭、学校、職場といった身近な人間関係の中で発生するため、長年「見えにくい問題」とされてきました。法制度や支援体制は前進しているものの、地域による支援格差や予防・啓発教育の不足は、いまだ大きな課題として残されています。

特に地方では、性暴力について学ぶ機会の不足、被害を相談できる窓口や人材の不足、「性の話題を公にしにくい」という風潮など、様々な要因が重なり、被害を受けても声を上げられずに孤立するケースが後を絶ちません。性暴力は個人の問題ではなく、社会全体の問題として捉える必要があります。

ジョイセフは、『ホワイトリボンラン』の全国拠点をはじめ、地方自治体や地方議員とも連携し、地域に根ざした啓発・教育活動を通じて「加害者も被害者にもさせない」という性暴力予防の視点を社会に広めていく方針です。このムーブメントは、日本社会に根深く残る沈黙の文化を打破し、「性暴力を許さない」という意思を地域から可視化する取り組みでもあります。

女性の横顔

『ホワイトリボン』連携マラソン大会・イベント一覧(2026年)

2026年には、以下のマラソン大会やイベントが『ホワイトリボンムーブメント』と連携して開催されます。各イベントでは、ジョイセフによるブース出展や限定ステッカーの配布、チャリティランナーの参加などが行われます。

クラウドファンディング「ザンビアと日本のジェンダーに基づく暴力/性暴力をなくしたい」を開始

『ホワイトリボンムーブメント2026』では、ザンビアおよび日本における性暴力防止を目的とした新たなクラウドファンディングを開始します。

性暴力をなくそう

  • 募集期間: 2026年2月20日(金)~4月30日(木)

  • 目標金額: 100万円

詳細はこちらで確認できます。
https://congrant.com/project/joicfp/21270

オンラインイベント「― なんのために、私たちは走るのかー:ザンビアと日本から考える 性・ジェンダー・暴力」

2026年2月25日(水)夜には、Zoomを用いたオンラインイベントが開催されます。ジョイセフ職員が登壇し、「なぜ今、ホワイトリボンムーブメント2026を起こすのか― ザンビアと日本の「性暴力」の実態 ―」をテーマに、現場の声を通してザンビアと日本社会が抱える課題について深く掘り下げていきます。

『ホワイトリボンラン2026』開催概要

  • 開催期間: 2026年3月1日(日)~3月31日(火)

    • ホワイトリボンラン拠点(全国62カ所)では、2026年3月1日(日)・3月7日(土)・8日(日)のいずれかの日時で開催されます。
  • 主催: 公益財団法人ジョイセフ

  • 協賛: サラヤ株式会社、エフエムジー&ミッション株式会社、INSOU ホールディングス株式会社、アスト株式会社、株式会社コーチョー、株式会社LEMONADE、カシオ計算機株式会社、西武信用金庫、三井住友銀行、株式会社アブソルート、株式会社シンゾーン

  • 協力: THE NORTH FACE

  • 後援: スポーツ庁・東京都

  • 公式サイト: https://white-ribbon.org/

公益財団法人ジョイセフについて

ジョイセフは、すべての人が自分の意思で生き方を選択できる世界を目指し、セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(性と生殖に関する健康と権利=SRHR)を推進する日本生まれの国際協力NGOです。アフリカやアジアの低・中所得国を中心に支援活動を展開し、半世紀以上にわたり、妊娠・出産・安全でない中絶による女性の死亡を減らすための支援、意図しない妊娠を防ぐための家族計画の推進、性感染症の予防、SRHR推進のための啓発や教育、アドボカシー活動を行ってきました。2025年には第77回保健文化賞を受賞しています。

ジョイセフのロゴ

ジョイセフ公式サイトはこちらです。
https://www.joicfp.or.jp/jpn/

このムーブメントを通じて、より多くの人々が女性の健康と尊厳、そして性暴力のない社会の実現に向けたアクションに参加し、支援の輪が広がることを期待します。

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