K-POP音楽番組『THE SHOW』がグローバル・ミュージックショーとして復活
グローバルエンターテック企業のBIGCは、SBS Lifeの音楽番組『THE SHOW(ザ・ショー)』を次世代の「グローバル・ミュージックショー」として新たにローンチすることを発表しました。初回放送は2026年6月2日に予定されています。

ITスタートアップによる異例の挑戦
15年の伝統を誇る地上波の音楽番組をITスタートアップであるBIGCが総括制作するという今回の試みは、エンターテインメント・メディア業界において非常に珍しいケースです。BIGCは、これまでの国内視聴者を中心としたK-POP音楽番組の枠組みから脱却し、最先端のIT技術とグローバルファンダムデータを組み合わせることで、新たな音楽番組の形を提案します。
この革新的な挑戦の背景には、K-POP産業の急速なグローバル化があります。BIGCは、これまでに世界232カ国で360万人を超えるグローバル会員ベースと、13億件にも及ぶアーティストおよびファンダムデータを蓄積してきました。これらのデータを今回の放送コンテンツと連携させることで、次世代の音楽番組のパラダイムを提示することを目指しています。
世界中のファンへ向けた配信プラットフォームの拡大
「グローバル・ミュージックショー」としてのアイデンティティを確立するため、全世界の視聴者との接点を大幅に拡大します。従来の国内チャンネル中心の送出方式から一新し、世界的なコンテンツプラットフォームである「TikTok(ティックトック)」と提携。TikTok LIVEを通じて、番組は全世界へ同時配信されます。
さらに、NEW IDとの協業により、グローバルFASTプラットフォームのK-POPチャンネルでも番組が送出される予定です。これにより、数億人のユーザーを抱えるメガプラットフォームを通じて、世界中のK-POPファンへ同時にアプローチする戦略が展開されます。TikTok以外の追加のメディアおよびプラットフォーム各社については、今後順次公開される予定です。
1位選定基準とファンの参加方法も刷新
番組の核となる1位選定のチャート集計やファンの参加方式も、グローバルなファン層の動向を考慮し、大きな変化が予告されています。特に、グローバル音源などが選定基準に反映されることで、より世界的な視点での評価が期待されます。『THE SHOW』に関するグローバル投票は、BIGCのアプリおよびウェブプラットフォームで独占的に実施される予定です。詳細な1位選定基準については、後日BIGCの公式サイトで公開されます。
新しい番組フォーマット「FAN POPTY」を導入
番組フォーマットにおいても最も大きな変化として、アーティストとファンが一体となる時間を提供する新プログラム『FAN POPTY(ファンポップティ)』が導入されます。これは、定型化された従来の放送フォーマットにとらわれず、毎回カムバックアーティスト1組に焦点を当てて単独編成される画期的な構造のミュージックバラエティショーです。
『FAN POPTY』では、アルバムのストーリーやステージの舞台裏など、グローバルファンダムに最適化されたコンテンツが提供されます。このプログラムは、BIGCアプリおよびウェブプラットフォームで世界独占先行公開された後、『THE SHOW』の公式YouTubeチャンネルである「THE K-POP」を通じて、世界中のファンに届けられる予定です。
BIGCが目指すK-POP市場の未来
BIGCの総括を務めるキム・チルソン氏は、「K-POP産業の爆発的なグローバル拡張勢に合わせ、韓国国内の音楽番組も進化すべきタイミングを迎えています」と述べています。そして、「テックスタートアップが音楽番組を直接制作する強みを活かし、BIGCのデータとメディアインフラを結合させ、アーティストたちが最も輝く最高のステージを創り上げたい」という抱負を語っています。
BIGCは、チケット、AIライブ、コマース、グローバル投票など、グローバル公演市場に不可欠なコアソリューションをオールインワンで提供し、急成長を遂げてきたエンターテック企業です。現在、世界230余カ国で360万人のファンダムを確保しており、そのグローバルな影響力を証明しています。今回の伝統メディアとの連携を足がかりに、BIGCは既存の枠を超えた革新的なメディアモデルを提示し、グローバルK-POP市場の構図を塗り替えるメガトレンドを創出していくことが期待されます。
関連情報
- BIGC公式サイト: https://jp.bigc.company


コメント