エンタープライズ営業が抱えていた課題
ネットプロテクションズは、大手企業との取引を強化するエンタープライズ営業に注力していました。しかし、長期にわたる商談においては、以下のような課題に直面していました。
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議事録作成の負担: 商談後の議事録作成に1件あたり約30分を要し、営業担当者の工数負担が大きい状況でした。
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Salesforceへの情報不足: 対面商談が多い環境では、商談中に記録を取ることが難しく、Salesforceには「結論だけ」しか残らない、あるいは記録自体が存在しないケースが多く発生していました。
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情報断絶と業務集中阻害: 担当者の異動時に商談の文脈が途切れ、情報が断絶する問題がありました。また、記録業務に追われることで、次のアクション検討や顧客対応に集中する時間が削られていました。
これらの課題は、商談ログを組織の資産として活用する上で大きな障壁となっていました。
bellSalesAI導入の決め手
ネットプロテクションズは、約1年間にわたり複数のツールを比較検討しました。その結果、単なる議事録作成ツールにとどまらず、商談ログをSalesforceに資産として蓄積し、活用する設計思想と、エンタープライズ営業の再現性向上に向けた提案力が評価され、bellSalesAIの導入を決定しました。
導入による具体的な効果
bellSalesAIの導入により、ネットプロテクションズでは以下の顕著な効果が確認されています。
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劇的な時間短縮: 議事録作成にかかる時間が1件あたり約30分から数秒へと大幅に短縮されました。
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大規模な工数削減: これにより、月間200~400時間もの工数削減が実現しました。
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迅速なネクストアクション: 商談後すぐに次のアクション検討に取り掛かれるようになりました。
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対面商談のログ取得: これまで記録が難しかった対面商談のログも確実に取得できるようになり、重要な商談情報が組織に残る環境が整いました。
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商談の全体像を蓄積: Salesforce上に商談の背景、文脈、意思決定プロセスといった全体像が詳細に蓄積されるようになりました。
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リアルタイムな情報共有: Slackとの連携により、商談状況のリアルタイム共有が可能となり、会議や1on1を待つことなく状況把握が進んでいます。
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営業の質向上への集中: 削減された時間を商談準備、社内ディスカッション、戦略設計といった「営業の質を高める活動」に充当できるようになりました。
成果創出を可能にした3つの要因
ネットプロテクションズが高い成果を実現できた背景には、以下の3つの要因があります。
- 「記録」から「活用」へ目的転換した導入設計: 単なる議事録ツールとしてではなく、商談ログをSalesforceに資産として蓄積・活用する基盤として導入されました。「商談総括」機能により、背景・文脈・意思決定プロセスを含めた情報がSalesforce上で一目で把握できる環境を構築しました。
- Slack連携によるリアルタイムな組織横断共有: 「行動」トリガーと「商談」トリガーの2パターンでSlack通知を実施し、会議や1on1を待たずに商談状況をリアルタイムで把握できる体制を整備。組織全体で商談データを活用する文化の醸成が進められています。
- エンタープライズ営業の再現性・組織化を見据えた活用構想: 商談ログを「営業担当者のセンスに依存するもの」から「組織として学習・活用できるデータ資産」へと転換。今後はSlack AIによる日次サマリーやTodo生成、商談データからの提案機会抽出など、より高度な活用を見据えています。
ネットプロテクションズ取締役のコメント
株式会社ネットプロテクションズの取締役である小川氏は、bellSalesAIの導入について以下のようにコメントしています。
「bellSalesAIが最も優れていると感じたのは、営業のSalesforceユースケースへの理解度の高さと、商談ログをどう資産化・利活用するか、その後工程まで含めた提案やサービス設計でした。エンタープライズ営業は商談が長期化する分、ログの価値がより重要です。bellSalesAIによって、これまで結論しか残せなかった情報を背景・文脈込みで蓄積できるようになりました。」
「削減できた時間を、ネクストアクションや社内相談に使えるようになりました。これまで記録に追われていた担当者が、商談そのものや戦略設計に集中できる環境になったことが、最大の成果だと感じています。」
「今後は商談データを組織横断で活用し、新しい提案機会を生み出していきたいと考えています。上場企業として、営業の商談状況や売上予測といった最新情報をIRにも連携していきたいですね。データフローを整備し、営業組織からデータを越境させることで、より精度の高い予測を実現していきたいです。」
今後の展望
ネットプロテクションズでは、bellSalesAIによって商談ログがSalesforceへ確実に蓄積される基盤が整ったことで、さらなる活用フェーズへの移行を見据えています。Slack AIを活用した日次サマリー通知やTodo生成・タスク期限アラート、商談データからの提案機会抽出など、商談ログをもとに「次にやるべきこと」までを自動で示唆する仕組みの構築を目指しています。
さらに、蓄積された営業データをIRを含めた経営レベルの意思決定にも活用していく構想を描いており、営業データを「蓄積するもの」から「価値を生むもの」へと進化させようとしています。
bellSalesAIについて
bellSalesAIは、営業担当者の商談情報をAIが自動で抽出し、構造化してSalesforce入力を効率化するサービスです。主な特徴は以下の通りです。
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Salesforce入力効率化に特化: AIが商談会話から必要な項目を自動で抽出します。
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圧倒的な使いやすさ: 対面商談ではスマートフォンアプリ、Web商談ではPCアプリで簡単に操作できます。
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高精度な要約・抽出: 独自のAI技術により、情報抽出と構造化を高精度で実施します。
詳細情報
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事例記事: 商談ログを「残す」から「活かす」へ|bellSalesAI × Salesforce連携で変わるエンタープライズ営業
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bellSalesAIに関するお問い合わせ: bellSalesAI公式サイト

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