日本ICS、会計事務所と中小企業の働き方を変える新基盤「ICSデジタルワークプレイス」を提供開始

ビジネス

ICSデジタルワークプレイスとは

「ICSデジタルワークプレイス」は、会計事務所の職員と顧問先企業の従業員が、時間や場所にとらわれず、会計事務所のシステム環境にブラウザからリモートアクセスできるインターネット基盤です。同時に高いセキュリティを確保しており、会計データの授受における入力作業を不要にし、確認・修正対応を含めた一連の業務工数を、運用状況に応じて最大50%削減することが期待されています。

ICSデジタルワークプレイスのシステム構成図

開発の背景

近年、税理士業界では少子高齢化による労働人口の減少に加え、確定申告や年末調整といった季節要因による業務負担の集中が課題となっています。これにより、従来の出勤を前提とした業務体制では柔軟な人材活用が難しい状況です。

中小企業においても、経理・会計業務の属人化や業務効率の低下が課題とされており、育児や介護との両立、女性活躍の推進、地方人材の活用など、多様な働き方への対応が急務とされています。

このような状況の中、日本ICSは長年培ってきた会計実務の知見をもとに、会計事務所と中小企業の多様な働き方を支えるデジタル環境の整備に取り組んできました。その結果、会計事務所の職員や中小企業の経理担当者が、時間・場所を問わずデジタル上で効率的に作業を進められるよう、「ICSデジタルワークプレイス」が開発されました。

主な特長

会計事務所と中小企業のリアルタイム連携で工数を大幅削減

会計事務所と顧問先企業が同一基盤で業務を行えるため、接続拠点を問わず、会計データをリアルタイムに共有できます。これにより、会計データ授受における入力作業が不要となり、確認・修正対応を含めた一連の業務工数は、運用状況に応じて50%の削減が期待できます。仕訳データの作成から確認、申告に至るまでの一連の業務を一元化することで、業務効率化と属人化の防止を実現し、企業の迅速な経営判断を支援します。

会計事務所のサーバーをそのまま活用できるセキュアな業務基盤

会計事務所のサーバーにデータを保持したまま、外部から安全にアクセスできる環境を構築します。これにより、セキュリティを確保しつつ、外部人材を業務に組み込むことが可能になります。繁忙期や人手不足への柔軟な対応を実現し、会計事務所および中小企業の人材不足や属人化といった課題解決を後押しします。

クラウドポータル「MYICS」との連携

「ICSデジタルワークプレイス」は、サービスサイト「MYICS(マイ アイシーエス)」からログインすることで利用できます。「MYICS」は、すべてのユーザーと情報をつなぐクラウドポータルとして、最新情報や学びといったコンテンツを通じて、必要な情報へ迅速にアクセスし、業務をよりスムーズかつ快適に進めることを可能にします。

「ICSデジタルワークプレイス」を利用したリモートワークの実現により、出産・育児・介護と仕事の両立が可能になるなど、多様な働き方を後押しします。

今後の展望

日本ICSは、「ICSデジタルワークプレイス」について、2030年までに利用者総数15,000人規模への拡大を目指しています。今後も、税理士の現場の声を反映した機能強化を継続し、中小企業における経理業務の標準化を実現するとともに、業務の属人化を抑制し、経営の見える化と業務効率の向上を促進していく方針です。本サービスを起点に、会計事務所と中小企業が一体となって成長できるデジタル環境の構築を推進し、会計事務所および中小企業のDXに貢献していきます。

日本ICS株式会社について

日本ICS株式会社は、1965年より財務・税務・給与計算システムの開発・製造・販売から保守までトータルでサポートするITベンダーです。お客さま視点での商品開発を企業理念とし、「税理士360(サンロクマル)構想」を掲げ、会計事務所とその職員、顧問先に向けた課題を解決する各種サービスを展開しています。

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