ビジネスフォン導入の盲点:本体価格より「LAN配線」が導入判断を左右する実態が判明

ビジネス

調査の背景と主な結果

ビジネスフォン導入に関する相談記録を分析した結果、LAN配線・配線に関する相談が全体の53.1%にあたる69件を占めていることが判明しました。これは、単にビジネスフォンの電話機を選ぶという話に留まらず、中小企業の業務継続に直結する問題として認識されています。

この調査では、ビジネスフォン導入の検討段階で、本体価格よりも工事や配線に関する条件が、導入の可否を決定づける主要因となっていることが示されています。

配線相談の発生状況を示すグラフ

配線相談と同時に現れる論点

配線に関する相談は、単独で発生するだけでなく、複数の論点と同時に現れる傾向が見られました。

配線相談と同時に出やすい論点を示すグラフ

具体的には、以下のような要素が配線相談と密接に結びついています。

  • 工事費・追加費用への不安

  • 光電話や既存回線との整合性の問題

  • FAX運用に関する懸念

  • 主装置の設置場所の確保

  • 1階と2階、または別棟への配線ルート

例えば、コードレス端末を希望してもアンテナまでの配線が必要なケースや、配管がないために穴開け工事や露出配線、迂回工事が必要になるケースなどが確認されています。これらの確認不足は、追加工事の発生や導入の遅延につながる可能性があります。

従来の誤解を覆す示唆

本調査の結果は、「安い機種を選べば導入しやすい」「コードレスなら配線の問題は消える」「スマホで代替できる」といった従来の認識が、現場の判断としては不十分であることを示唆しています。

実際には、光電話のプラン条件、FAX番号の維持、主装置の設置場所、既存配線の流用可否といった要素が、見積額や工期に大きな影響を与えます。コストを抑えたいと考えるほど、目に見えにくい工事条件で失敗しやすい構造があるといえるでしょう。

監修者コメント

本調査の監修を務めた株式会社デジコンnet 代表取締役の登 雄三氏は、次のようにコメントしています。

「このデータを公開した理由は、価格だけで判断して現場で止まる案件を減らしたいからです。現場では、機種の比較より先に、配線、回線、主装置、番号維持の確認が必要です。今回の情報公開で、提案の不透明さを減らし、業界全体の判断精度の向上を願います。」

詳細レポートのご案内

本調査の完全版レポート(詳細グラフ・解説付き)は、OFFICE110公式サイトで公開されています。ビジネスフォン導入を検討されている方は、ぜひご参照ください。

会社概要・問い合わせ先

  • 会社名: 株式会社ベルテクノス

  • サービス名: OFFICE110(オフィス110)

  • 代表者: 代表取締役 中嶋 大介

  • 所在地: 福岡県福岡市中央区薬院3-11-3 TSビル6F

  • 事業内容: OA機器販売、施工、保守、メディア運営

本リリースに関する報道お問い合わせ先:

コメント