ミラノデザインウィークから世界のインテリアトレンド2026を読み解くオンラインセミナー開催

ライフスタイル

世界のインテリアトレンドを網羅するセミナー内容

DNPは20年以上にわたり、世界最大級のインテリア・デザインイベント「ミラノデザインウィーク」を取材・調査しています。今回のセミナーでは、この調査の中で120社を超える出展ブランドに行った取材に基づき、DNP独自の視点で分析したライフスタイルやコーディネートのトレンド、CMF(色・素材・仕上げ)のトピックスなどが紹介されます。家具ブランドだけでなく、ファッションや自動車ブランドなど、幅広い分野からの取材情報が提供される予定です。また、6月にデンマークで開催される「3 days of design」の速報も含まれます。

セミナーでは、写真や動画を交えながら、DNPの視点で分析されたトレンドの方向性や、インテリアコーディネートにおける素材やカラーのポイントが詳しく解説されます。毎年定点観測しているCMFについても、具体的な数値や結果が紹介され、参加者は一部のスライドデータをダウンロードすることも可能です。

オンラインセミナー「Global Interior Trend 2026」の概要

  • オンライン配信日時:2026年6月26日(金)16:00-17:30

  • アーカイブ公開:2026年6月26日(金)セミナー終了後~6月30日(火)16:00

  • 配信形式:Microsoft Teams タウンホールにてリアルタイム配信。アーカイブ公開も実施。

  • 参加費用:5,500円(税込)

  • 申込みサイトURLhttps://www.dnp.co.jp/biz/eventseminar/seminar/20178045_4965.html

ミラノデザインウィークから読み解くライフスタイルのメガトレンド

DNPは、ミラノデザインウィークをはじめとする海外展示会での取材・調査結果から、ライフスタイルにおける3つのメガトレンド(数年間続く社会的傾向)を設定しています。本セミナーでは、このメガトレンドをベースに各ブランドの出展コンセプトが、コーディネートとCMFのそれぞれの切り口で分析された結果が紹介されます。

2025年のセミナーで紹介されたトレンドは以下の通りです。

メガトレンド1:Respectful

伝統や過去の名作をオマージュし、モダンなアレンジを加えて解釈する試みです。過去のデザインや製品を、現代の技術でサステナブルな形に再構築した復刻版家具の提案も多く見られました。自然の要素を取り入れながら人間に寄り添ったモダニズムデザインが多数示されました。

メガトレンド2:Well-being & Sustainability

パンデミックを経て、3つのメガトレンドの中で最も注目されるゾーンとなっています。人だけでなく、地球に生きる全ての生き物に対して優しい暮らしをすること、そしてそれによりウェルビーイングを高めるような提案が見られます。デザインと人間の根源的な存在の関係性に立ち返るようなコンセプトや、サステナビリティを通してポジティブな感情を積極的に引き出し、楽しい暮らしを提案するブランドが多く見られました。

メガトレンド3:Boundless

あらゆる境界を越えてイノベーションを起こすようなトレンドです。AIやITといったテクノロジーとデザインの融合に注目し、多数の取材が行われました。また「食とデザイン」というテーマでも複数の事例が確認されています。

インテリアとしては、曲線美を強調したフォルム、温かみのある中間色のニュアンスを取り入れたスタイルが主流となっています。一方で、メガトレンドである“Respectful”を体現する、どこか郷愁を誘う空間も多く見られ、モカやオレンジブラウンといったカラーが広く採用されていました。

今後の展開とDNPの取り組み

DNPでは、これまでに培ってきた意匠性の高い内装材の提供に加え、テクノロジーの観点からも人々のウェルビーイング向上に資する空間提案を進めています。今後も、これらの調査・研究によって得られた知見と、確かな技術および優れたデザイン開発力を活かし、より豊かで快適な未来の空間創造を目指していくとのことです。そして、新しい価値を生み出すアイデアやコンセプトを世界へ発信しながら、製品・サービスの提供を続けていきます。

DNPは、長年にわたって「ミラノデザインウィーク」の取材・調査や国内マンションのインテリアトレンド調査を行い、セミナーやコラムなどを通じて広く情報発信を行ってきました。また近年では、HOMMA Group株式会社との協業を通じて、次世代スマートホーム関連事業の拡大にも取り組んでいます。

2025年10月には、超低艶の質感と高意匠を両立した内装用化粧シート「MATTISSIMO(マッティッシモ)」の販売を開始しました。深みのあるマット表現と豊かな質感により、住宅や商業空間のデザイン価値を一層高める新たなラインアップとして展開されています。

また、隈研吾氏が設計した台湾のランドマーク「KUMA TOWER」では、DNPのアルミパネル「Artellion(アーテリオン)」が採用されました。高い意匠性と優れた加工性が評価され、外装デザインに新たな表現力を提供しています。

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