『日本eスポーツ白書2025』が発売、国内eスポーツ市場は160億円超えで継続的な成長

スポーツ

『日本eスポーツ白書2025』発売:国内eスポーツ市場の拡大と未来を詳細に解説

一般社団法人日本eスポーツ協会(JESU)は、国内eスポーツ業界のデータ年鑑である『日本eスポーツ白書2025』を2026年3月26日に発売しました。この白書は、国内eスポーツ産業の最新データ、インタビュー、ユーザー調査など、多角的な情報を通じて産業の現状と未来を網羅的に解説するものです。

国内eスポーツ市場の現状と成長

2024年の日本国内におけるeスポーツ市場規模は、前年比9.9%増の推計約161億円となりました。2020年以降、市場規模は年平均成長率10%前後で安定的に成長を続けており、2026年には200億円を超えると予測されています。

市場規模推移

市場を構成する項目を見ると、オンラインとオフラインのハイブリッド開催が定着したイベント運営と、大会やチームに対するスポンサー費用が、それぞれ全体の35%以上を占めています。また、関連グッズやストリーミング分野も高い成長率で伸長しており、今後産業内での存在感を一層増していくことが予想されます。

市場構成要素

2024年の日本eスポーツファン数(試合観戦、配信動画視聴経験者など)は、およそ967万人と推定されます。JESUのアンケート調査結果によると、その43.3%にあたる約419万人が、日本国内におけるeスポーツの競技者人口にあたると予測されています。今後国内外で開催される国際的なeスポーツ大会の影響もあり、2026年には日本のeスポーツファン数は約1,500万人に迫ると予測されています。

ファン数推移

『日本eスポーツ白書2025』の概要

『日本eスポーツ白書』は、日本国内のeスポーツの普及と発展のため、大会等の興行だけでなく、地方創生や国際交流、教育、福祉など、幅広い領域におけるeスポーツ利活用の推進を目的として、2022年から刊行されています。

『日本eスポーツ白書2025』は、以下の章立てで構成され、多岐にわたる情報を提供しています。

第1章 パースペクティブ (インタビュー/寄稿)

  • eスポーツが拓くアジアの平和と未来へのレガシー(公益財団法人 愛知・名古屋アジア・アジアパラ競技大会組織委員会 事務総長 村手 聡)

  • サウジアラビアの未来を掴む術(在サウジアラビア日本国大使館 経済班長 楠田 真之)

  • 「興行」から「文化」へ セガが描くeスポーツの普及と教育的価値の創出(株式会社セガ グローバルeスポーツ推進部)

  • 「ALGS」連続誘致で札幌市が目論むeスポーツとゲーム産業活用による地域活性化(札幌市 スポーツ局 スポーツ都市推進課長 枝元 俊晴)

第2章 eスポーツ市場動向

  • eスポーツ市場データ2024

  • 【補足】2024年 ゲーム全体のマーケット動向

  • eスポーツ関連のニュース一覧(2022年1月〜2025年12月)

  • 主なeスポーツの大会(国内リーグ・大会/総合大会/企業主催大会/チーム・ストリーマー主催大会、コミュニティ大会/国際大会)

  • 主なeスポーツチームとスポンサー

第3章 ユーザー調査

  • 大規模WEB調査による「eスポーツ」に関するユーザー・マーケティング・リサーチ(調査概要/認知度/情報取得メディア/接触/職業・教育/今後の意向/タイトル認知・接触/タイトル別データ大会・イベント認知・接触/タイトル別データ)

  • X解析で探るユーザー関心度(eスポーツ言及ポスト/ eスポーツ関連タイトル/ eスポーツ関連大会・イベント/主要タイトル分析 【補足】2025年上半期の最新 X解析)

第4章 JESU活動と現況

  • 日本eスポーツ協会 概要

  • 日本eスポーツ協会 沿革

  • 日本eスポーツ協会の活動(2018〜2025年)

  • 日本eスポーツ協会会員・パートナー調査(事業成果/事業展望・見通し/取り扱いタイトル)

  • 日本eスポーツ協会 公認大会一覧

  • 日本eスポーツ協会 公認タイトル

  • 日本eスポーツ協会 会員一覧(正会員/賛助会員)

  • 日本eスポーツ協会を支える団体・サポーター企業(加盟団体/助成団体/オフィシャルスポンサー/オフィシャルサプライヤー)

第5章 地方動向

  • 地方支部沿革

  • 支部調査から探る地方動向(取り扱いタイトル/スポンサード、協力団体、支部間連携/ステークホルダーの理解、反応/地域eスポーツ活性化のためのステークホルダーとの取り組み/地域eスポーツ活性化のターゲティング)

  • 地方支部データ

第6章 付録

  • 付録1:「eスポーツ×地方自治体」による行政課題解決の現在

  • 付録2:日本eスポーツアワード

  • 付録3:eスポーツによる高齢者社会参加に向けて

販売情報

『日本eスポーツ白書2025』は、ゲームマーケティングサービス「f-ism(エフイズム)」にて販売されています。

  • 価格: 99,000円(税/送料込)

  • 発売日: 2026年3月26日(木)

  • ページ数: 322ページ

  • 商品形態: PDFファイル(CD-ROMに収録)

  • 発行: 一般社団法人日本eスポーツ協会

  • 制作・販売: 株式会社角川アスキー総合研究所

詳細および購入は以下のリンクからご確認ください。

f-ism(エフイズム)

日本eスポーツ協会(JESU)の取り組み

一般社団法人日本eスポーツ協会は、日本国内のeスポーツの普及と発展、そしてeスポーツの振興を目的に活動しています。国民、とりわけ青少年の競技力の向上及びスポーツ精神の普及を目指し、eスポーツの認知向上とeスポーツ選手の活躍の場を拡大するための様々な取り組みを行っています。

具体的には、競技タイトルの公認や選手のプロライセンス発行、アジア競技大会をはじめとした国際的なeスポーツ大会への選手派遣などがあります。これらの活動を通じて、国民の健康とともに、社会・経済の発展に寄与することを目指しています。

日本eスポーツ協会公式サイト

国内eスポーツ市場は今後も成長が期待されており、『日本eスポーツ白書2025』は、その動向を理解し、今後の戦略を立てる上で重要な資料となるでしょう。

コメント